この日最後は洛陽三十三所観音霊場 二十八番札所の壬生寺照れ
場所はし四条大宮の近くにあります照れ
烏丸と大宮と…行ったり来たり…と…
疲れるショボーン

壬生寺    【みぶでら】
律宗・壬生寺は正暦2年(991)快賢僧都によって創建されました。

本尊は延命地蔵菩薩(重要文化財)であり、古来よりの地蔵信仰とともに、厄除・開運の寺として庶民の信仰を集め、2月の厄除け節分会は、約900年もの歴史をもつ行事です。
また、幕末に活躍した新選組ゆかりの寺としても知られ、境内の壬生塚には隊士の墓塔を祀っています。

境内には、洛陽観音霊場第二十八番札所である塔頭の中院や、壬生狂言の舞台である大念仏堂(重要文化財)、千体の石仏を安置した千体仏塔など9棟の堂宇があります。

また、京都十二薬師霊場第四番札所本尊の歯薬師如来像・五仏錫杖頭(重要文化財)・列仙図屏風(長谷川等箔筆・重要文化財)、室町時代の作を含む190点余の壬生狂言仮面などの寺宝を今に伝え、万灯供養会などの年間法要や700年の伝統を持つ壬生狂言(重要無形民俗文化財)は毎年盛大に行われています。

また新選組ゆかりの寺でもあり、境内の壬生塚には新選組隊士の墓塔を祀っています


表門(正門)
寛政11年(1799)に再建プンプン
壬生寺の正門です照れ

新選組についてえー
幕末の志士・新選組の駐屯地は京都・壬生の町にあり、壬生寺は、新選組隊士たちの訓練場として使われたいましたえー

壬生寺境内東方にある池の中の島は、壬生塚と呼ばれ、幕末の新選組隊士の墓などがありますニヤリ

新選組局長・近藤 勇の胸像と遺髪塔、 新選組屯所で暗殺された隊士・芹沢鴨と平山五郎の墓、勘定方・河合耆三郎の墓の他、隊士7名の合祀墓えー
 
その合祀墓には池田屋騒動で亡くなった隊士・ 奥沢栄助、安藤早太郎、新田革左衛門らも葬られていますニヤリ

壬生塚に祀られている新選組隊士11人の略歴 (没年は墓碑の刻に拠る)

近藤 勇
没年 慶応4年(1868)4月25日
局長。胸像は昭和46年に、俳優の故・上田吉二郎氏が芸歴53周年を記念して建てられたものえー
胸像の左横の塔は「遺髪塔」であり、近藤勇の髪が祀られていますウインク

芹沢 鴨
没年 文久3年(1863) 9月18日
局長。新選組水戸派の首領えー
八木邸において近藤勇、土方蔵三らによって暗殺されましたガーン

平山 五郎
没年 文久3年(1863)9月18日
副長助勤
芹沢鴨らの水戸派の人物ウインク
芹沢鴨と共に八木邸で暗殺されたんですショボーン

河合 耆三郎
没年 慶応2年(1866)2月12日
勘定方
帳簿で不始末を起こし、処刑されたといわれてるみたいキョロキョロ
墓碑は河合の親族が建立したものとかニコニコ

阿比原 栄三郎
没年 文久3年(1863)4月6日
副長助勤
「阿比留鋭三郎」とも言うみたいやねびっくり
病死したとも暗殺されたとも言われているんですキョロキョロ

田中 伊織
没年 文久3年(1863)9月13日
詳細は不明の人物
水戸派で、局長であった新見錦の変名であるという説もびっくり

野口 健司
没年 文久3年(1863)12月28日
副長助勤
芹沢鴨らの水戸派の人物えー
新選組の隊規違反の罪で、前川邸で切腹死していますショボーン

奥沢 栄助
没年 元治元年(1864)6月5日
伍長
池田屋騒動で討死したといわれていますショボーン

安藤 早太郎
没年 元治元年(1864)7月22日
副長助勤
池田屋騒動で深手を負い、死去したといわれていますショボーン

新田 革左衛門
没年 元治元年(1864)7月22日
平隊士
池田屋騒動で深手を負い、死去したといわれていますえー

葛山 武八郎
没年 元治元年(1864)9月6日
伍長
新選組の隊規違反の罪で切腹死したといわれていますショボーン


新選組の結成
新選組は文久3年(1863)3月に、ここ壬生の地において結成プンプン

東門前の坊城通りには、その当時、八木邸、前川邸、南部邸の3箇所が屯所と定められ、今も八木邸と前川邸が残っています照れ

かつては壬生寺境内は新選組の兵法調練場に使われ、武芸や大砲の訓練が行こなわれていましたニヤリ

また、一番隊組長・沖田総司が境内で子供達を集めて遊んだり、近藤勇をはじめ隊士が壬生狂言を観賞したり、新選組が相撲興行を壬生寺で企画し、寺の放生池の魚やすっぼんを採って料理し、力士に振る舞ったという、面白い逸話も当寺に残っています爆笑


手水舎
竹の手水…柄杓…これぞ手水~チュー
って…思うよね照れ
でも…
なぜ…
竹の蓋?びっくり


本堂
昭和37年(1962)、本堂を全焼し本尊地蔵菩薩像を含む多数の寺宝を失いましたガーン

しかし新しい本尊延命地蔵菩薩立像(重要文化財)が、律宗総本山唐招提寺から移されて、昭和45年(1970)に本堂の落慶法要が行われたんやぁ爆笑

本尊・地蔵菩薩立像 
脇士・掌善掌悪童子像 鑑真和上像 円覚上人像

文化財展観室は本堂内に設けられた展示室プンプン
長谷川等伯筆の「列仙図屏風」、室町時代の「壬生三面」など、壬生寺と壬生狂言に関する資料が展示されています照れ


水掛地蔵堂
お堂の地蔵菩薩(石仏)は江戸時代中期の作で、「水掛地蔵」と呼ばれ、水を掛けて祈ると、一つの願いが叶うと信じられています照れ


弁天堂
明治27年(1894)に再建プンプン
本尊の秘佛・辧財天は、清水寺の延命院より移されたもので、子孫繁栄 ・金運上昇のご利益を伝えます照れ


千体仏塔
平成元年(1988)に建立えー
この塔の石仏は明治時代、京都市の区画整理の際に各地から集められたものびっくり

室町時代からの阿弥陀如来像や地蔵菩薩像など丁度1,000体が、ミャンマーのパゴダに似て円錐形に安置されていますニヤリ


阿弥陀堂
阿弥陀如来三尊像(阿弥陀、観音、勢至)が安置されています照れ

建築家・山本良介氏の設計によって再建されたお堂は、現代の最新の建築法が取り入れられていますウインク

この阿弥陀堂の奥に、壬生塚(新選組隊士墓所)があるんよえー

また地階は壬生寺歴史資料室であり、寺宝や新選組の関連資料が展示されています照れ


鐘楼
嘉永4年(1851)に再建。梵鐘は、嘉永元年(1848)に鋳造されたものウインク

毎年8月9日・10日の精霊迎え鐘や、また大晦日の除夜の鐘として、一般希望者が撞くことができます爆笑


いろいろなお地蔵様…照れ
手前…
なにやら…
視線が…キョロキョロ


三界萬霊
「三界萬霊」とは仏教語で三界は、欲界・色界・無色界をいい、萬霊というのは欲・色・無色界の有情無情の精霊などのあらゆる世界をさしていますえー

それらを供養することが三界萬霊塔照れ

界の原語には層という意味もあるので、界は階層と考えてもよいと思いますえー

細かく分けると、無色界は4階層、色界は16~18階層、欲界は20~36階層(処)、になるんやってニヤリ

三界のうち欲界が最下層えー
淫欲・食欲・睡眠欲など、本能的な欲望が強い世界えー

細分化すると20~36階層に分けられ、上は六欲天から、下は八大地獄まで、人間界は中間に位置しますニヤリ

天の世界は詳細に分けられていますびっくり

下から数えて六つ目までを六欲天といいますえー
六欲天は人間に近い天で、欲望に束縛されているので、欲界に属しますニヤリ

地上に住む2天を地居天じごてん、空中に住む4天を空居天くうごてんといいますえー

六欲天には性欲があり、その多少によって順位が付いていますキョロキョロ

地居天は交わり有り。空居天は、からみ抱くのみ、握手のみ、対して笑うのみ、相い見合うのみ、の4段階がありますプンプン

欲界の上は色界といいますえー
色とはCOLORだけではなく、形あるもののことで、欲望を離れた浄妙な物質からなる世界ニコニコ

欲望は超越しましたが、物質的な束縛はまだ残っている段階えー

色界は、心身の落ち着き具合によって、大きくは4段階に分けられ、細分化すると16~18の段階に分けられますニヤリ

四禅天(7~9種類)三禅天(3種類)二禅天(3種類)初禅天(3種類)
四禅天内の、無想天を広果天に含めると17天説えー
さらに初善天内の大梵天を梵輔天に含めると16天説になりますニヤリ

色界の上にあるのが無色界プンプン
色を持たない世界えー

欲望も物質的な面も超越した、精神的な要素のみからなる高度な世界なんやって…びっくり

こちらも、心の落ち着き具合で4段階に分けられますキョロキョロ

この4段階の最高峰を非想非非想処天ひそうひひそうしょてんあるいは色究竟天しきくきょうてん、有頂天うちょうてんなどと呼びますえー

有頂天は、喜びや得意の絶頂にいて、我を忘れている状態を表す言葉としても有名やね爆笑

これらの区分は、空間的にある世界というより、修養による心の発達段階を表している、と捉えた方がよいと思いますえー

無色界の上、つまり三界を超越したところに仏様の世界が存在します照れ


一夜天神堂
嘉永5年(1852)に再建照れ
中央に一夜天神、向かって右に金毘羅大権現、左には壬生寺の鎮守である六所明神が祀られていますウインク

「一夜天神」の名はその昔、天神・菅原道真が流罪になった時に、この壬生の地を訪れ一夜をあかしたという故事に由来し、学業上達のご利益を伝えていますニヤリ


中院
壬生寺に唯一残こる塔頭であり、現在の御堂は文政12年(1829)に再建されましたプンプン

洛陽三十三観音霊場第二十八番札所の本尊である本尊の十一面観音菩薩(鎌倉時代作)は、福寿無量のご利益があり健康長寿に霊験あらたかな観音さま照れ

京都十二薬師霊場の第四番札所の歯薬師如来像も安置されていますニヤリ


洛陽三十三所観音霊場 二十八番札所
京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31


京都大宮駅から徒歩で5分くらいの四条通沿いにある亀屋良長 本店さん照れ

江戸時代後期1803年創業から220年続く老舗の和菓子屋なんよぉえー

初代店主が、店先から湧き出る「醒ヶ井水」を見つけこの場所に店舗を構えてから220年がたち、現在の店主は8代目びっくり

創業から作り続けている代表銘菓の烏羽玉や女将さんが考案したスライスようかんが人気なんやっって爆笑


烏羽玉 6個入り 540円

亀屋良長の代表銘菓ラブ

こし餡玉に寒天がコーティングされているシンプルな一品照れ
表面の寒天の艶がよく、その光沢が高級感を感じさせるよねえー
アンは黒糖のコクがあり、舌ざわりは滑らか照れ
お茶請けにとっても良いです照れ

大宮駅から323m
京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19