伝香寺から奈良町方面に歩いて元興寺に向かいます
元興寺 [がんごうじ]
蘇我馬子が建立した日本最初の本格的な伽藍を備えた仏教寺院・飛鳥寺( 法興寺)を前身とし、平城京遷都に伴い現在地に718年に建立されました。
蘇我馬子が建立した日本最初の本格的な伽藍を備えた仏教寺院・飛鳥寺( 法興寺)を前身とし、平城京遷都に伴い現在地に718年に建立されました。
寺域は東西2町( 約220m)、南北4町(約440m)を有し、現在の「ならまち」全域をほぼ占め、大安寺、 薬師寺、興福寺に並ぶ大寺でした。
奈良時代は法相宗、三論宗の学究道場として広く人材を集め興隆しました。
本堂(極楽坊本堂)
国宝〰️
寄棟造、瓦葺で、東を正面として建ってます東を正面とするのは阿弥陀堂建築の特色なんやてぇ
寄棟造、瓦葺で、東を正面として建ってます東を正面とするのは阿弥陀堂建築の特色なんやてぇ
この建物は寄棟造の妻側(屋根の形が台形でなく三角形に見える側)を正面とする点、正面柱間を偶数の6間とし、中央に柱が来ている点が珍しい(仏教の堂塔は正面柱間を3間、5間などの奇数とし、正面中央に柱が来ないようにするのが普通)なんですって
内部は板敷きの内陣の周囲を畳敷きの外陣がぐるりと囲んでおり、内陣の周囲を念仏を唱えながら歩き回る「行道」に適した構造になっています
鎌倉時代の寛元2年(1244年)、旧僧房の東端部分を改造したもので、内陣周囲の太い角柱や天井板材には奈良時代の部材が再用されてるんやぁ、
また、屋根瓦の一部にも飛鳥〜奈良時代の古瓦が使用されているんやって
ここに使われている古瓦は上部が細くすぼまり、下部が幅広い独特の形をしており、この瓦を重ねる葺き方を行基葺(ぎょうきぶき)と言うんです
本尊
光曼荼羅(ちこうまんだら)
本尊
光曼荼羅(ちこうまんだら)
僧・智光が感得したという曼荼羅の図像に基づいて作られた浄土曼荼羅の総称なんです
元興寺総合収蔵庫
資料館になってます
資料館になってます
第一収蔵庫
国宝 五重小塔(建造物) 奈良時代
重文 智光曼荼羅(板絵) 平安時代
重文 阿弥陀如来座像 平安時代
重文 聖徳太子立像(孝養像) 鎌倉時代
重文 弘法大師坐像 鎌倉時代
第二収蔵庫
重要有形民俗文化財
元興寺庶民信仰資料 鎌倉・室町時代
国宝 五重小塔(建造物) 奈良時代
重文 智光曼荼羅(板絵) 平安時代
重文 阿弥陀如来座像 平安時代
重文 聖徳太子立像(孝養像) 鎌倉時代
重文 弘法大師坐像 鎌倉時代
第二収蔵庫
重要有形民俗文化財
元興寺庶民信仰資料 鎌倉・室町時代
凄いのばっかですぅ
禅室
国宝〰️
切妻造、瓦葺なんですぅ
切妻造、瓦葺なんですぅ
本堂の西に軒を接して建っていて、元は現・本堂も含んで東西に長いひと続きの僧房であったものを鎌倉時代に改築したものなんですぅよ
なお、2000年の元興寺文化財研究所の発表によれば…
禅室の部材を年輪年代測定法で調査したところ、西暦582年伐採の樹木が使用されているとのことで、事実とすれば、本建物の一部には法隆寺西院伽藍よりも古い材木が使用されていることになるんやって
元興寺は 鬼と縁があるらしくて…
元興神と書いて「ガゴゼ」と読み これは鬼のことなんやって
元興神と書いて「ガゴゼ」と読み これは鬼のことなんやって
元興寺に棲んでいたそうな…
「元興神が来るぞ!」と言って泣き止まぬ子供を諭しなだめたということもあったそうです
秋田の「なまはげ」にも似た話ですが…
元興寺の節分では 「福は内、鬼も内」といって 豆を撒くそう…
それにしてもこの鬼の格好…
どう言ったらいいんだろぅ…
こちらの鬼はうぅ〰️ん…色っぽい…
女性の鬼かな…
って…
いやらしい…
浮図田(ふとでん)
昭和63年に整備されたんですよ
2500余基の石塔、石仏類(総称して浮図)は、寺内及び周辺地域から集まったもので、新たに田圃の稲の如く整備したんやって
昭和63年に整備されたんですよ
2500余基の石塔、石仏類(総称して浮図)は、寺内及び周辺地域から集まったもので、新たに田圃の稲の如く整備したんやって
板碑五輪塔を中心とした供養塔、阿弥陀仏地蔵尊等の石仏類からなり、鎌倉時代末期から江戸時代中期のものが多いんです
中世紀に当寺や興福寺大乗院関係の人々、近在の人達が浄土往生を願って、極楽坊周辺に減罪積徳作善のため造立した供養仏塔なんやって
小子房(極楽院旧庫裏)
県指定文化財です
もと禅室の北側にあった、東室南階小子房の一部を改築して、北厨房あるいは台所と称されたんですよ
寛永三年(1663)極楽院庫裏として改築されたが、昭和二十四年(1949)本堂の南側に移転増築して極楽院保育所建物とし、さらに昭和三十五年(1960)現位置に移動して復旧されました
古代僧坊の沙弥寮から近世寺院の庫裏へと変化した歴史、ならびに建築物としての価値を有するものなんやってぇ
もと禅室の北側にあった、東室南階小子房の一部を改築して、北厨房あるいは台所と称されたんですよ
寛永三年(1663)極楽院庫裏として改築されたが、昭和二十四年(1949)本堂の南側に移転増築して極楽院保育所建物とし、さらに昭和三十五年(1960)現位置に移動して復旧されました
古代僧坊の沙弥寮から近世寺院の庫裏へと変化した歴史、ならびに建築物としての価値を有するものなんやってぇ
大辯財天
社が藁葺き屋根になってんだね
境内では白龍枝垂れ梅が見頃に
奈良県奈良市中院町11
今回のランチは出し巻き玉子がめちゃくちゃ美味しい~って聞いたから
染谷商店さんに行くことに
場所はならまち大通りに出る手前にある!って聞いたのですが・・・
全く辿り着けん・・・
グーグルを使っても・・・
迷子に・・・
探すこと30分・・
お店自体は通りからかなり奥まった所にあるんだね
それに・・
お店ってよりは普通の家みたいやし・・・
こりゃ・・見つからんわ・・・
見つかったはいいんだけど・・・
めちゃ行列・・・・
人気店だから・・・
仕方ないよね・・・
並ぶこと・・・40分・・・
やっと入れたぁ~
お店のキャパは、テーブル 3卓(2人用2卓、4人用1卓)、窓側と厨房側にカウンター席が4つ
こじんまりしたお店
ホント…
お家で食べてる感じです
お願いをしたのは、「だし巻玉子定食(1100円)」
他にも厚焼き玉子サンド(770円)、オムライス(1000円)、エビフライランチ(1540円)、カスタードプリン(360円)の記載がありましたが、まずは だし巻 やね
テーブル席に座り待つこと暫し…
角盆に載せられた だし巻玉子定食がやってきたぁ~
大皿には厚切りで見るからにプルプルのだし巻が5切れ
おにぎり(本日は牛そぼろのねぎみそ)、お味噌汁、小鉢に盛られたおかずが2品、そして香の物とプチデザート(何かのフルーツ)というもの
だし巻玉子の圧倒的な存在感に暫し見入ってしまいました
厚切りの玉子焼きを慎重に切り分け口内に…
他にも厚焼き玉子サンド(770円)、オムライス(1000円)、エビフライランチ(1540円)、カスタードプリン(360円)の記載がありましたが、まずは だし巻 やね
テーブル席に座り待つこと暫し…
角盆に載せられた だし巻玉子定食がやってきたぁ~
大皿には厚切りで見るからにプルプルのだし巻が5切れ
おにぎり(本日は牛そぼろのねぎみそ)、お味噌汁、小鉢に盛られたおかずが2品、そして香の物とプチデザート(何かのフルーツ)というもの
だし巻玉子の圧倒的な存在感に暫し見入ってしまいました
厚切りの玉子焼きを慎重に切り分け口内に…
玉子の風味を感じるとともに口の中で蕩けるようになくなり、お出汁の豊かな味わいが広がるぞぉ~
玉子焼き大好き人間を標榜するみぞかつですが、記憶に残る玉子焼きでは一番の美味しさかも
そのだし巻玉子が5切れもある、嬉しくなって…ニヤニヤが止まらない
玉子焼き大好き人間を標榜するみぞかつですが、記憶に残る玉子焼きでは一番の美味しさかも
そのだし巻玉子が5切れもある、嬉しくなって…ニヤニヤが止まらない
おにぎり、おかず、香の物で口内をリセットして、玉子焼きを楽しみました
お味噌汁はね、お味噌だけではない優しい味わいを感じると思っていたら…
酒粕が溶け込んでいるんやね
お下品なことですが、だし巻のお皿に染み出たお出汁を飲み干してしまいました
近鉄奈良駅から588m
奈良県奈良市東城戸町7