今回は滋賀県大津市
映画の舞台にもなった近江神宮へ
近江神宮 【おうみじんぐう】
近江神宮は「神武天皇即位紀元2600年」を記念して、1940年に創祀された比較的新しい神社です
いい味を出してる石碑に一の鳥居
実はこの鳥居、「明神鳥居（みょうじんとりい）」と呼ばれるもので、登録有形文化財に指定されています
入り口に大々的にあるので近江神宮のシンボルにもなってるんよぉ
ここからしばらく参道を歩いていきますが、ご覧の通り沢山の木々に囲まれており、「御神域」という言葉がぴったりな神秘的な空間です
って…
出店がいっぱいで…
違う意味、神秘的な食間やなぁ
二の鳥居
二の鳥居も登録有形文化財なんですぅ
先ほどの一の鳥居と同様、明神鳥居やからやね
手水舎
めちゃカッコいい龍が降臨やぁ〰️
手水舎も登録有形文化財に指定されてるんよ
凄いわぁ
楼門
近江神宮って言ったらこれやろぅ〰️
木々の緑の中に映える朱塗りはめちゃ綺麗やぁ
楼門は1944年の建立ですが放火により一部消失
1956年に再建されました
外拝殿
凄い迫力やぁ
綺麗やなぁ
外拝殿に入ると内拝殿が見え、さらにその奥には御本殿があります
近江神宮は旧官幣大社で、全国16つのうちの一つの勅祭社（ちょくさいしゃ）であり、建物は「近江造り・昭和造り」と言われています
この拝殿から向こうはなんとも言えない古代のような風情のある雰囲気やね
文化財の建物に囲まれた場所での参拝は、とても気持ちいいですなぁ
勅祭社とは…
『天皇が特に勅使をつかわし，その祭神に幣帛を奉る (これを勅祭という) 神社』
御祭神
天智天皇（てんじてんのう）
［626～672］第38代の天皇
在位668～672。
舒明天皇の第2皇子。
母は皇極天皇（斉明天皇）。
藤原鎌足の協力で蘇我氏を滅ぼし、皇太子として大化の改新を断行
斉明天皇没後、称制をとり、近江の大津宮に遷都ののち即位
庚午年籍(こうごねんじゃく)を作り、近江令を制定し、内政の整備に努めました
御利益
産業繁栄、厄除け、安産祈願、学業成就、家内安全、病気平癒、交通安全
狛犬
これはめちゃ新しいんじゃないの？
美白やね
燈籠
狛犬さんがくっついていて…
めちゃ綺麗やしぃ〰️
栖松遙拝殿（せいしょうようはいでん）
遥拝式が行われる全国社寺遥拝所
かつて高松宮家の邸内社・御霊殿として有栖川宮家以来の御霊を祀っていた建物なんやって
高松宮家廃止にともない、近江神宮御創建当初からの高松宮殿下との御神縁により、平成18年近江神宮に移築されたんです
有栖川宮家の「栖」高松宮家の「松」をとって名付けられたんだとか
神座殿
結婚式・ご祈祷のほか、かるた祭など一部の祭典も行われます
かるたと言えば…
そう〰️
｢ちはやふる｣舞台だぁ〰️
「 秋の田の かりほのいほの とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ 」百人一首〈第1番〉に詠まれている 天智天皇 を祀る「近江神宮」
そのゆかりによって 近江神宮は「かるたの殿堂」と称され、競技かるたの日本一を競う「競技かるた名人位・クイーン位決定戦」を始め、競技かるたの大会が盛んに開催されてるんよぉ
境内にある「近江勧学館」は
競技かるた の名人位・クィーン位決定戦は「浦安の間」で行われています
かるたの聖地 の中の聖地やなぁ
かるたの聖地 の中の聖地やなぁ
大広間のあちこちに「バン、ババン」と畳をたたく音が響き、札が襖まで飛んでくる…
凄い迫力なんよね
凄い迫力なんよね
古代の火時計
昭和54年にロレックス社から奉納された、古代の火時計の復元模型
ロレックスからですよぉ〰️
めちゃ高級やぁ〰️
約4000年前に中国で夜間の時間を計るものとして用いられたものだそうで
錘の糸に火をつけると、糸が燃えて、2時間ごとに錘が落下して音が鳴る仕掛けになってるんやって
天智天皇は日本で初めて漏刻（ろうこく：水時計）をつくったことから時計の始祖として知られてるんですよぉ
日時計
岐阜天文台の矢橋徳太郎氏が考案した矢橋式日時計です
方角ごとに比叡山や琵琶湖に浮かぶ竹生島、大阪城や出雲大社、それに天智天皇にとって重要な場所、白村江の方角なども刻まれてました
滋賀県大津市神宮町１－１
近江神宮から次の訪問場所の唐崎神社前に 有ります
寺田物産 さんで唐崎神社の社務所兼、みたらし団子屋さんです
近江のみたらし団子（1本：110円）
注文後 焼いて頂くので熱々がいただけます
もっちりとした団子が五つ
だんご5兄弟やぁ〰️
焦げた所が香ばしく…
甘すぎない
甘辛のタレが 美味しいぃ〰️
ちょっと 大人風なみたらしです
唐崎駅から696m
滋賀県大津市唐崎1-8-1