夢と現実が違ったら失敗か~合格発表の前に中3生へ | みぞっちふぁーむとみぞ塾と日本語教師と学生と海外旅行と…

みぞっちふぁーむとみぞ塾と日本語教師と学生と海外旅行と…

2009年から2013年までやっていたこのブログを
2019年再開しました

10年前にはじめたこのブログ

当時の記事をのぞいてみると
30代の夢として
【農業だけで生計を立てていくこと】
とでかでかと書いてありました笑

でも実現していませんし、できる見込みもありません

開業して数年で諦めました

理由は
・農地が借り物で永続的でない
・農地が生計を立てるには狭い
・天候に左右される不安定さ
・実家にいずれ戻るかもという考えになった
・農業と同じくらいやりたいことが見つかった

母親はすでに2008年に癌で他界しています
大阪にいる父親の介護がいつ始まるのか
ってことを考えたとき
宮城で大きな投資をして農業一本でという考えを
考え直さないといけないなと

それと同時に
先生という仕事にやりがいを感じ始めたのです


当初は農業が安定するまでの繋ぎの収入源
としか、先生の仕事は考えていませんでした

高学歴な自分にとっては楽な稼ぎ方だったわけです笑

もともと学生時代ベネッセに就職したいとも
思ってたので
教えるということには抵抗はありませんでしたが
人前で大きい声で話すというのは
すごく勇気がいることでした

だから当初は個別や家庭教師だけの塾で
お世話になっていました

個別よりも集団の方が春から夏にかけての
安定収入になるからという理由で
集団授業ができる塾に職場をかえたのが2015年

研修で【声が小さい!】と何度指摘されたことか笑

だから塾の配属先は同時10人程度しか
生徒がいないから大丈夫だろうってことで
名取駅西だったのです

ほぼ同時期にやり始めた日本語教師が役に立ちました

うるさい外国人を黙らせるために
大きな声が必要でした笑

この2015年度の一年間が自分の夢を変える
転機となりました

この頃に出会った生徒たちが忘れられなくて
今でも絡ませてもらってるのは
自分はこの子たちに育てられたから

繋ぎで始めた仕事にやりがいを感じ始めました

去年、塾経営をはじめたのは想定外でした

教える仕事だけがしたい自分にとって
経営の仕事、塾長の仕事は邪魔でしかありません

だから葛藤が今でもあります

正直、塾長にやりがいはいまだに感じられません

やってるうちにどこかのタイミングで
塾長としてのやりがいも出てくるのか
そうならないか
それもわかりません





明日は宮城県の公立高校の合格発表です

願書提出の段階で夢を諦めざるを得なかった子がいます

力不足で申し訳ない気持ちでいっぱいです
(気丈に振る舞ってましたが結構メンタルやられてます)

明日不合格になる子が出てくるかもしれません


夢が現実にならなかった=人生の失敗
ではない


と発表前に伝えておきたいです

若い頃は自分のしたいことができない=失敗

ととしか思っていませんでした

だから30歳に脱サラしたわけです

でも与えられた環境で
やりたいわけでもないことをしてても
そこから得られるものってあるもんだな

っていう考えに30代で変わりつつあります

ただただ拒否するのではなく
受け入れてやってみることも大切だなと

しばらくやってみてから拒否しても
人生損ではないなと


そう思います


高校入ってから
現実に絶望することもあると思います

こんなはずじゃなかったと思うことも
きっと出てくる


でもなんでもかんでも拒否してしまっては
そこで成長はストップだと思います


拒否する前に受け入れてみる


これ大事だなと思っています



明日の報告待っています