夢のような10日間の旅、
というよりむしろ、「島滞在」が終わりました。
43回にわたり、
宮古島の自然、伝統、食、歴史、出会い
などをご紹介してきましたが、
お楽しみいただけましたでしょうか
あまりにいろんなことがありすぎて、
「なう」というタイトルを完全無視で、
1~2日遅れで、大急ぎで更新する
といった形になってしまいました
今回の旅は、とことん貧乏旅行でした。
かかった費用を計算したところ…
大阪からの電車・飛行機代を含む交通費、
宿泊費、食費、酒、お菓子、遊ぶお金、お土産
全部ひっくるめて、
10日間で、12000円程度
飛行機代は、社会人時代に貯めたマイルだし、
宿泊と食事は、宿のスタッフとして働いたのでゼロ。
(とはいっても、シーズンオフだったので、ほとんど何もしてませんが…)
金なんてなくても、
こんなに楽しい日々を過ごせるんだ
ということが、実感できた滞在でした。
会社に勤めていると、
「金がすべて」
みたいな感覚に襲われます。
金が稼げないことはしてはいけないとか…
夢より金だとか…
金のためには何をしてもいいとか…
金の稼げない部署はそれだけで終わりだとか…
確かに金は必要。大事。
でもそれだけでは、
人生、楽しくないと思います。
何もすることがなく、ぼーっとしたり、
友達とダベったりする時間
人との出会いや触れ合い
自然と触れること
そして何より、
自分自身が毎日を楽しもうとし、行動すること。
どんな小さなことでもいいから
将来なしとげたい「何か」を持っていること。
社会人時代にやったどの旅行よりも
贅沢で、心が豊かになる旅ができました。
そして…
生まれ高校まで育った街「大阪・堺」
大学時代を過ごした「神戸」
大学院、学生時代の最後を飾った「福岡」
大きな出会いから、脱サラを決断、農家になる土地「仙台」
に続く、5つめの故郷、帰る場所ができたような気がします。
30歳手前で、こんないい経験をさせていただいて
これまでに出会った方たちに感謝です。
会社辞めてよかった
たとえ、この先、農業で失敗したとしても、
脱サラしたことに対する後悔が起こることはない
と確信しています。
あと、農業の先の目標も一つ、見えました。
仙台の田舎でゲストハウスを経営すること
ライダーや貧乏旅行の方たち、
夢を持った若者や
ちょっと将来に戸惑っている若者
都会生活や会社人生に疲れた人たち
いろんな人が集まり、
そこで出会った人たちで、語り合ったり遊んだり
刺激を受けたり。
また農業や田舎、自然に触れてみたり。
そういった施設を兼ね備えた自宅を
就農地に、農業成功後、建てたいな~
と思います。
どんな小さなこと、身近なことでも
何かしら夢を持っている人って
本当に輝いていて、かっこいい。
僕は、死ぬまで、そんな人間でありたいと思います。
そして、これから社会に出る若者たちに
失望感を抱かせない、
にいさん→おじちゃん→じっちゃん
になりたいと思います。
1/16、有給休暇の消化が終わり、
ついに本当の退職日を迎えました。
今日からは、フリーター、無職です。
かっこいい「農家」になれるよう
これから二年間の研修、がんばるぞい
ということで、
「散歩外伝-宮古島なう」
はこれにて”FIN”となります
明日からは通常バージョンのブログ更新となります。
引き続き、ご愛読いただけますと幸いです。