『スローフードな人生!』~イタリア農業研修vol.3 | みぞっちふぁーむとみぞ塾と日本語教師と学生と海外旅行と…

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2009年から2013年までやっていたこのブログを
2019年再開しました


2012年に行く予定にしている


イタリア



・アグリツーリズモ(農業+観光)推進の国

・スローフード発祥の地

・食を大切に考える国

・西洋野菜の勉強ができる国


ということで、この国を選びました。




今はその準備として、


・語学(イタリア語)

・文化などの事前学習


に勤しんでおります!!





ということで、今回は一冊の本をご紹介チョキ




『スローフードな人生!

 ~イタリアの食卓から始まる』


島村菜津


新潮社





この島村菜津さんは、

イタリアで生まれた「スローフード」の概念を

日本に最初に伝えた方。





「スローフード協会 日本支部」


http://www.slowfoodjapan.net/


なんと、事務局って仙台にあるんですね…


知らなかった!!






スローフードという言葉は、

なんか言葉だけ独り歩きしていて、


「スローフードって何?」


って聞かれて、正しく答えられる人って

あまりいないはずあせる




僕も「ゆっくり味わって食べること」だと

思っていました汗




そんな人にぴったりなのがこの一冊!!




旅行記的な感じで書かれており、

スローフードについて理解できるだけでなく、

イタリアの文化や風景が

自然に浮かんできて、

イタリアに旅行したような気になる本です。




また、アグリツーリズモ発祥の理由も

知ることができ、勉強になりました。





では、その内容を少しご紹介します音譜






・イタリア北部・トリノ郊外の片田舎「ブラ」に

 スローフード協会の国際本部がある



・イタリア内でスローフード運動が盛んなのは

 北イタリア

 …南と比べて食生活が劣悪化しているため

   (早食い、忙しい、家庭料理しない…)



・ともに食べることは、ともに生きること

 ~食は単に栄養を取り込む作業ではない



・スローフード運動は単なる

 ファーストフード反対運動ではない

 →世界的な食の均質化により失われつつある

   質のよい食品を守ること


・守るべき食品の条件

 ①その土地の産物である

 ②素材の質のよさ

 ③その土地の風習にあった生産法

 ④その土地に活気を与え、郷土の社会性を高める食品


・食のマクドナルド化

 →流れ作業、チェーン展開、コスト抑制、大量仕入れ

   同品質、同価格、マニュアル

   冷凍食品による質の安定化、

   調理簡便化による料理人能力の低下

   食料生産効率化による農業技術力の低下・農業人口減


・大量の化学肥料で大量生産を目指すのではなく、

 自然の恵みを感じながら、質の向上を目指す

 →結果的に成功する


・私たちはあまりに日々、口にしているものについて

 知らなさすぎる


・アグリツーリズモ=農業+観光

 農業と宿泊施設がひとつになったような田舎の宿

 イタリアでは、法律で

 「何らかの農業活動を営むこと」

 「環境保護」

 がその条件として定められている。

 


・1985年「アグリツーリズモ法」

 放棄された農場を修復して、それをアグリツーリズモとして

 活用するならば、修復費の六割を助成。

 最低10年は宿として機能すること。

 農産物は宿の運営に生かされること。

 資金源はEU(当時、EC)

 →農村の過疎化を防ぐことができた

   同時に農村風景を守ることができた

 【課題】

 宿と農業の両立は難しい

 (休日がとれない、忙しくて料理が作れない)


・現代の子供たちには、偏食が多い

 それは、ごく限られた味の体験しかしていないため


・食の教育が栄養学に偏りすぎ

 食が悦びの場であることを伝えるべき


・アメリカの食の特徴

 ①ダイエット→食の工業生産との関係があまりにも密接

 ②距離→第一素材と消費者との距離が離れすぎ

 ③オピニオンリーダーの堕落

 ④安さ=大量生産、インスタント、冷凍、抗生物質、化学肥料、農薬


・現代の大規模な流通システムによって、

 味の多様性が失われることに深い危機感



・品種の単一化・工業化

 アメリカ→すでに97%の果実や野菜がなくなっている

 インド→スパイスが2000種から数種へ

 スペイン→メロンの品種400種から10種程度へ







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