私、みぞっちの
新規就農までの様子を綴りながら、
新規就農の仕方について、
情報公開、交換させていただくこのコーナー。
「農家」というのは非常にあいまいな職業です。
それは農産物の販売に許可は不要だからです。
売り先があって、
そことの信頼関係が築けているのであれば、
売っても問題がないのです。
つまりは、家庭菜園で多く作りすぎた野菜を
直売所に置いて、売るのも問題ない
ということになります。
(注)
カット野菜や惣菜、ジュース、スイーツなどの
加工品に関しては衛生に関する許可などが必要です。
また収入が極端に多くなる場合は
所得税など税制上の問題が発生する場合があります。
副業禁止としている企業もあるので
こちらの確認も必要です。
ですが、
「職業=農業」としていいのには
ある基準があります。
まずは、農作業従事日数が原則、
年間150日以上
あること![]()
そして、耕地面積が原則、
50a ( =5,000m2 ≒ 5反 )
あること![]()
農地は「農地法」という法律で
守られています。
農地は土地価格が住居地と比べて安いです。
なので、不動産業者などが
農地を取得し、そこにマンションや商業施設を
建ててしまうおそれがあります。
それを防止するため、
農地の売買や賃借には
市町村ごとに存在する「農業委員会」という組織を
通さないといけないことになっています。
「認定就農者」となるにもこれらの要件が必須で、
これを前提とした作付け計画を作らなければなりません。
ということで、
僕は今、 50a の農地を取得したものとして、
作付け計画を立てています。
自分のやりたいこと(夢)
実現できそうなこと(現実)
の突合せをした結果、僕の作付け方針は
このようになりました![]()
■仙台らしさ(仙台伝統野菜)や
秋保らしさ(山間、寒暖差、雪)が活かせる野菜
■秋保の畑の3/4は「生活基盤確保のための畑」
多量少品種(10品目程度に厳選)
主に秋保の産直会(×JA)を通じて出荷
露地とハウス、有機農法(一部、自然農法)
効率、利益を重視する
常に何か収穫物があるように
全滅リスクを避けるため、常時2種以上の農産物収穫
農園の看板野菜を生み出したい
利益目標、400~450万円
■秋保の畑の残り1/4のコンセプトは「訪れたくなる農園」
少量多品種(西洋野菜、珍しい野菜、高単価)
主に個人宅配、レストラン向け、自家消費
露地とハウス、有機農法(一部、自然農法)
家庭菜園のような彩りやこぎれいさを保つ
(ヨーロッパの「クラインガルテン」をイメージ)
お客様のニーズに合わせて野菜を選び、生産
レクリエーション農園としての役割も持たせ、
お客様や仙台の都市生活者が気軽に、農業体験できるように
利益目標、100~150万円
■すでに展開中の柴田町の畑(1a程度)は「挑戦のための畑」
有機農法の縛りのない畑だからこそできることをする
試験研究用の畑
挑戦したい野菜の有機農法適用性を判定したり、
次の稼ぎ頭をリサーチしたりするための畑
売れる野菜は、岩沼や名取に出荷(秋保畑とは別ルート)
売上は、試験研究費にまわす(=この畑で利益は求めない)
それぞれの畑にコンセプトをつけ、
メリハリある農園にしようと思っています![]()
具体的にどんな作付けを行おうとしているかは
もう少しでできあがるので、
できあがったら、また投稿します![]()

