トイカメラに夢中[7]教会/ノスタルジア/イントレランス | 瑞希のブログ

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今回も神社仏閣の流れで「教会」です。
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インド風の塔ほど違和感はないですね。

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ミニチュア~ジオラマ~箱庭~教会(寺院)で連想するのが
タルコフスキーの『ノスタルジア』
※トスカーナ地方のサン・ガルガーノ寺院内に作られたセット(箱庭)。
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故郷ロシアの丘に座り込んでいる主人公。
カメラが引いて行くと大聖堂が姿を現す・・・

これと対極なのがD・W・グリフィスの『イントレランス』
今では製作不可能であろう実寸の巨大セット!

なんと1916年(大正5年)のサイレント映画。
チルトレンズでのミニチュア風撮影とは真逆で
近距離から遠距離までピントが合っている
当時、こういった撮影(ディープ・フォーカス/パン・フォーカス)は難しかったそうだ。
セットだけでなく、大勢のエキストラが着る衣装も大変だったろうな。

ちなにみに、この大規模な俯瞰撮影をするために
最初は気球にカメラを乗せて試みようとしたが上手くいかず
エレベーターと車で上下・前後に移動出来る“イントレ”を組んで撮影したそうだ。
“イントレ”の語源は『イントレランス』というのは本当の話。

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映画でのパン・フォーカスといえば、
いつも1941年の『市民ケーン』が話題になるのは何故?
徹底して、これでもかという具合に使い倒したから?

・・・(つづく