息子は、なんだかんだありながらも、休校明けから一度も学校を休んでもいないし、遅刻もしてない。


これってすごいんじゃ?


行けることが最早当たり前になってきている。


今のクラスメイト、担任の先生、学童の先生方にも、みんなに感謝してもしてもしきれない。


今朝ふと、息子が集団の中へ入っていくことのトラウマのようなものが完全に消えていることに気づいた。


ウロウロと怖気付く様子でなく、サッサと入っていくその後ろ姿が逞しかった。


今の学校に、完全に馴染んでいると思った。


今の学校は、毎朝、車や自転車で送っていく途中で、みんなが振り返ってこちらに「おはよう〜!」と声を掛けてくれる。


息子も、少し恥ずかしそうに「おはよう!」と返す。


それだけで、もう、受け入れられている感じが伝わってくる。


前の学校だと、そういう光景は無かった。


息子が自分から頑張って話しかけない限り、誰とも接触が無かった。


そういうところが、全く違っている。


息子の顔は、あの時とは全然違う。


家で多少喧嘩したまま家を出てきても、途中で皆が声を掛けてくれるのをきっかけに、表情が変化していく。


今朝もさっと自転車から降り、たくさんの荷物を抱えて強い足取りで校舎に向かっていく息子を見て、本当に学校を変えて良かったと思った。


まだ前の学校にこだわって通わせていたら、すでに適応障害を起こしていた息子は、今頃どうなっていたか分からない。


転校の際に、コメント欄で、「発達凸凹の子は、環境が変われば驚くほど伸びる」と教えてくれた方がいた。


その言葉が蘇ってくる。


息子は学校で色んなことができるようになって、生き生きとしている。


これからももちろん山あり谷ありだとは思うが、ここに来るまで、息子は本当に良く頑張った。






ついに先週、学校から「かいこ」を持ち帰って来た。


芋虫苦手。  
ヒー!