体は食べたものでできている。
当たり前のこと。
では、心は?
心は何でできている?
「心は、かけられた言葉でできている。」
と、とある人が言った。
どんな言葉をかけられてきたかで、その人の自己が作り上げられる。
それなら、息子にどんな声がけをすれば良いか?
考えれば簡単。
否定より、肯定を多く。
マイナスより、プラスを多く。
「ママがイライラしたら恐い」
と、息子が泣いた。
その時気づいた。
自分のイライラした態度から発する言葉の数々で、息子は固められていってしまう。
息子の心が、知らず知らずのうちに壊れていく。
そのことに気づいてから、
イライラするのは止めよう!
とすっぱりと思った。
イライラしてたのは、息子に対する甘えだ。
息子なら無条件に許してくれると分かっているから、そんな態度に出てしまう。
相手がたとえば上司なら、絶対にそんな態度にはならないだろう。
「人間だから、母親だから、イライラするのは仕方ない。」
と、自分に言い訳してきたけど、それは自分の甘えであり、弱さ。
それらが息子の心を傷つけているのなら、今日から止めようと思った。
そう決めたら、不思議と怒りが消えていった。
自分の思い通りにしようとせず、ただ、愛して信じて見守る。
最終的に、それができるようになったらいいなぁ。