息子の分離不安は相変わらず続いていて、朝、生徒の集まりを見ると「ギャーッ」と泣き出すか、不安そうに母の足にべったりつきまとって離れないような行動が、毎日のように繰り広げられている。


母ももう諦めて、1時間目や2時間目まで学校に付き合ったり、学校から直ぐに帰れるように、終了時間に教室までお迎えに行ったりして、まさに、息子につきっきり。


学童へはついに行かなくなった。


どうしても、集団が怖く、特に上級生はもっと恐いらしい。


療育に通いまくっているにも関わらず、それだけはなかなか改善しない。


母は全てを諦め、もう、なるがままになっている。


そんな親子の毎朝のすったもんだを見て、ついに、学校の先生たちが面談をしてくれた。


担任に、養護の先生に、心理専門医に、スクールカウンセラーまで、総出である。笑


息子って、どれだけ大人の手を患わせてるんでしょう。


まさに学年一のラスボス的存在。


そんな子が、よく私のお腹から産まれたもんである。



さて、先生たちの話し合いの結果、息子が朝どれだけ泣こうが喚こうが、今後は先生方がサッサと捕まえに行くので、母もサッと離れて仕事に行って下さい、ということになった。


うーん、なんというか、、、


なんて原始的手段。笑



懐かしの、保育園時代の延長である。笑



しかし、それがやはり一番良いと母も思った。


一旦離れさえすれば、息子は割とケロっとしているから。


先生方が言われることには、母はもっと学校を信用して、どんと任せて下さいとのこと。


自分だけでそんなに気負わなくてもいいと。


そこまで言ってもらえたので、母は、お言葉に甘えて、今後は息子を委ねることにした。


なんか、どうしても、自分の責任で、自分でどうにかしなくちゃと思ってばかりいたが、少し肩の荷が降りた感じ。


とりあえず、今の学校にまだいられる。



それだけで充分だ。





先日息子と観に行った花火。


息子は大興奮であった。