昨日、仕事が終わって、父の部屋に行き、
姉夫婦と合流出来た。
久しぶりに会った義兄は疲れているように見えた。
ここ3か月、父の入院、部屋の片づけ、介護認定、転院等、
率先してやってもらっていて、本当に心強い。
でも、上手くいく事ばかりじゃなくて、当然、問題も出てくる。
昨日、お願いしていた粗大ごみ回収の見積もりは
実際はネットで載っている内容とは違っていて、ほとんどの物がトラックに乗らなくて、
料金を大幅に上げられるという結果で、結局は自分達で捨てようという事になった。
終わると思っていた、父の断捨離は昨日では終わらなかった( ;∀;)
だけど部屋の立ち合いまでに、2週間は切ったので、
後、少し、皆で頑張ろうって言って別れた。
今回の父の部屋の片づけで思った事は、
部屋の片づけは業者に頼めば一瞬で終わるし、
身体も楽だ。私も最初はそれが一番いいって思っていた。
だけど、私の場合は片付けを通して、父と過ごした時間を思い出し、
父が作ったアルバムなどから、父の事を知ったのだ。
報道カメラマンになりたかった父、仕事に打ち込んでいた父、
父は想い出を大切にするタイプだった。
夫から、お父さんとそっくりだよって言われていたけど、
今はその言葉が受け取れるようになった。
昔はそれがめちゃくちゃ嫌だった。
だけど、認めて受け入れる事が出来て気持ちがとっても楽になった。
子供は親を選んで生まれてくるって、
昔、読んだの池川 明先生の本に書いてあったし、
今となっては私もそうだと思う。
父親を通して、色んな体験をして、喜怒哀楽を味わう事が出来た。
そして今は、愛を感じる事が出来るようになった。
そうすると、今まで感じていた不安や恐れが減ってくる。
愛されていた記憶、部屋に残された物達から私はそれを感じる事が出来た。
私の心の中が変わって、現実が変わり始めたのは、
父の部屋を片付けた事がスタートだった。
感情を味わい尽くす事、どんな感情も宝物、
無かった事にしないで、一瞬一瞬見てあげると、周りに求めなくても
自分は満足する。
そう、私は断捨離を通して、心の隙間を埋めていったのだ
最初は、ゴミに埋もれた部屋に入る度に体調が悪くなった。
でも、床が見えるようになったあたりから、部屋が明るく感じられるようになった。
物を捨てる行為って、片をつける事なのかもしれない。
今までの生き方とか、考え方とか、人に対する思いとか
そんな事を思った昨夜でした
読んで下さりありがとうございました。