先週の米国株
6日の米国株式市場は、ダウ・ナスダック・S&Pともに2%を超える下落。恐怖指数であるVIXも21.49と13%を超える上昇となりました。大幅下落の要因(4点)
①トランプさんが6日、中国製品に対して1,000億ドル(約10兆円超)という恐ろしい追加関税を検討すると発表し、すぐさま中国側も高官が「とことんつきあう」と同額の報復を検討する用意があることを示唆しました。
この応酬を受け、米中の貿易戦争リスク懸念で全面安。とくに中国への売上比率が高いボーイングやキャタピラーなどは大きく値を下げました。
②6日開かれたパウエルFRB議長の講演で、追加利上げに前向きと捉えられて売りが加速。
③3月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比10万3000人増と、市場予想(約18万人)を大幅に下回りました。
④ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の観測記事ですが、トランプさんが米国への輸入車のみを対象とする環境規制を取り入れ、排ガス基準を厳しくする検討をしている報道がありました。輸入車の間接的な制限と米国での生産を促す狙いとみられております。もし実現すれば、日本車メーカーに逆風。。。さらなる現地生産・投資などの影響を与えそうです。
そんな訳で、、、
週明けの日本の株式市場は大荒れでしょうか。。。
いつも、言ってますが、、、
いい日もあれば、残念な日もあります。
冷静に考えて判断していきましょう。
今日もいい日になりますように。
