すぐ電話が鳴りました
みゆり、あれ本音？
なんか、建前な気がするバレバレ過ぎて
恥ずかしくなりました
仕事忙しかったけど、
みゆりのことばかり考えてた
離れるの厳しい
仕事と家と行ったり来たり
当たり前の生活の中で
みゆりと出会って
唯一の息抜きで楽しみだった
僅かな時間しか
会えなくても
LINEで会話するだけでも
充分癒されてた
欲出してごめんね
お互いの立場も考えて
ちゃんと抑えるから
これからどうしよう…か…
今までみたいな感じ？
会うことはなかなかできないけど…
そうだな、
早く帰らないとだよね
また連絡していい？
うん、いいよ
じゃあね、またね
彼の落ち着いた声
優しい口調が
好きでした
嬉しい気持ちと
恥ずかしい気持ちを
隠したくて
言葉がほとんど出ませんでした
私も充分癒されていました
また罪悪感と隣り合わせの日々
不安もあります
よくないことだと
わかっています
でも嬉しい
今はただ、嬉しい
そんな気持ちでした