LINEは連日になることもあれば


週に一度だけの時もありました


私からメッセージを送ることは

一度もありませんでした


それは

罪悪感だけではなく、

私のプライドでもありました



彼からのメッセージに返信をするだけ



彼からのLINEを待ってしまっている自分に

気づかないふりをしていました


私は浮ついていない

私は大丈夫

と…



駆け引きなど必要ありません

私達は前職で知り合った同僚みたいなものです



数日空いた時



なんで、みゆりからはLINEくれないの?

この数日、気にならなかった??



気にしていました

忙しいのかな?

もしかして奥さんに怒られたかな?

そんな事を考えていました



Tさんは駆け引きをしていたようです



LINEしなくても

どこかで偶然会えないか

みゆりが居そうな所に行ってみたりしたけど

無理だったよ 笑



前職の職場と今の私の職場は

1キロも離れていません



Tさんの通勤途中に

私の職場があるといった感じです



ある日の朝、

出勤前にカフェの前で偶然会って

一緒にコーヒーを飲んだことがあります



後から聞けば偶然ではなく

私を待っていてくれたようです



30分程度でしたが、

楽しい時間でした



みゆりはやっぱり可愛かった



その言葉に流されてしまいそうでした



会うのは朝だけにしよう

そう決めた瞬間でした



Tさんはもう私を呼び捨てで呼ぶように

なっています



忙しい人に私からはLINEできないよ

私は返信するだけだよ



冷たいな 笑

LINEでたくさん話して

カフェでコーヒーまで飲んで

距離が縮まったと思ってたけど

気のせいだったか…



距離を縮める意味がよくわからない

このままで充分



好きな時にLINEくれていいけど

私からはしない



わかった

俺もできるだけ我慢するよ



このメッセージに

我慢しなくていいと返信したい

気持ちがありましたが


抑えました