職場研修を楽しみにしていました


講師がTさんとわかり、

更に心待ちにしていました


どんな話をするのだろう

きっと誰にでもわかりやすく

丁寧な話をするのだろう


あの頃は自覚していませんでしたが、


何を着ていこう

前の日の夜は丁寧にスキンケアしよう


まるで片思いする

若い女の子みたいでした



3日前には

セルフネイルを新しくして

カウントダウン



お礼を言いたい

なぜそこまで世話を焼いてくれたのか

少し話せたら聞いてみたい



そう思っていました


 

ところが、

家族がコロナウイルスに感染し

出勤できなくなり

もちろん、研修にも参加できなくなりました


数日後、私も感染し

更に10日間仕事を休むことになりました



入社後、間もないうちに

10日も休むということに

申し訳なさでいっぱいでした



そして2度とない研修に参加できないこと

残念でしかたありませんでした。



私は療養施設でキラキラした

ネイルを見ながら


なにをやってるんだろう


そう呟きました



起こることには何事にも意味がある

というように



今回のことにも

意味があるんだと思いました

不運と言うべきではない

ことはわかっています



研修には行くな

Tさんには会うな

浮かれるな



ということだったんだと

反省するのでした



この時のコロナ感染は

私にとって意味のあること

だったのかもしれません



純粋に学ぶ気持ちもあったので

それはそれでとても残念でした



よく聞く言葉



こんな時に限って…

なんで、いま?



私も⬆️のように感じ

苛立ちもありした



負の感情です

人生そんなものです



コロナ自体は比較的軽くて

後遺症もなく完治したので安堵しました



何がどうであろうと

家族の健康が一番です