日常をナチュラルにスピリチュアルにクローバー

こんにちは みゆうですニコニコ

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「パワー・オブ・ザ・ドッグ」を観ました。

 

ジェーン・カンピオン監督が12年ぶりの作品ということもあり

とても興味がありました。

 

 

 

1925年のアメリカの牧場が舞台

カウボーイ=凝り固まった男らしさの世界に

女の人と、中世的な青年が入ってきて…

何かが変わっていく…

 

この映画

男性性と女性性の対比がとても繊細に描かれています。

精神世界や心理学を学ぶ人にとって観ておきたい作品!

 

 

男性性と女性性というのは

性別や見た目という生物的な見方や

男らしさや女らしさという役割という社会的な見方だけでなく

内なる男性性と女性性という見方があります。

 

 

男女ともすべての人には、女性性と男性性が内包されています。

 

男性性とは…思考、分析、理論、表現、与える力

女性性とは…愛、感情、感受性、直感、受容する力

 

そしてほとんどの人は、男性性と女性性のモデルとして

両親から多くの影響を受けて学んでいます。

 

 

 

さて、映画の話です。

 

物語の主人公はカウボーイ。

牧場を経営していて、頭脳明晰、絶体的なカリスマ性もあり

支配的で、権威的。

男性性(男らしさ)の象徴みたいな人が登場します。

 

その弟、弟の妻(未亡人)、弟の妻の息子

この3人が、抑圧的な主人公から抜け出そうとしていきます。

 

 

弟は兄とは正反対の性格で、時代の変化も柔軟に受け入れ

未亡人との結婚をきっかけに兄の支配下から抜け出そうとします。

弟の大きな包容力に心を奪われます。

お兄さんはずっと弟を独り占めしてきてたのだろうなと思われます。

(過剰な兄弟愛がここに垣間見れる…怖い)

 

 

弟の妻は、ここでは唯一の女性。

未亡人(連れ子あり)ということもあるのか、最初から兄に罵倒されます。

たらし込みやがって!とか…あせる

 

 

私はこのシーンがとても切なかったあせる

弟はピアノを弾ける妻を尊敬していて

あなたの演奏をお客さまにみせてあげたいと言い

サプライズでピアノを購入してきます。

それならと、妻は健気に練習してるところに

自分はもっと上手く演奏できますけど…とギター(のような弦楽器)でしれっと同じ曲を演奏する兄。

 

 

それを見て、ピアノの演奏をやめてしまう弟の妻。

あれ、お客さまにご披露するのやめたんだね〜と、さらに煽る兄。

 

個人的にここのシーン、ムキーっメラメラとなってしまいました。

なぜ、そんなに競争しようとする、兄よ!!

 

 

弟の妻はこのあと、彼とのバトルに疲れてしまい

何かあればアルコールを摂取していきます(アル中へ…)

 

 

そして、最後になんとも印象的だったのが弟の妻の子(連れ子)

色の白い細い体をしていて、中性的な感性を発揮する美男子青年キラキラ

彼は医大生で勉学に励んでいます。

 

彼が牧場にいると、男らしさの象徴ともいえるカウボーイとあまりにも対照的すぎて目をひきます。

そして侮辱されたり、罵倒されたりする…。

 

 

しかし、ラストは衝撃です…。

 

 

私はこの青年がとても強い心を持っていて

自分の内なる男性性と女性性の両方を認めてるし、受け入れている、というところが鍵なのかなと思います。

 

 

 

 

映画のタイトルは

旧約聖書の中の一節「詩篇22」からの引用だそうです。

 

ラストのシーンで

青年が聖書の部分(詩篇22−21)を読んでいるシーンがあります。

 

「剣と犬の力から 私の魂を解放したまえ」

(字幕版)

 

「私の魂を剣(つるぎ)から救い、犬の力から助け出してください」

(日本語吹き替え版)

 

私の持っている聖書(日本聖書協会)にはこう書かれていました。

「21 わたしの魂を剣から救い出し

    わたしの身を犬どもから救い出してください」

 

 

犬の力=THE POWER OF THE DOG

 

 

この映画を見て、男らしさとか女らしさとかそんなものに縛られて何が幸せなんだろうか…と改めて思いました。

 

 

主人公もある意味、男性性(男らしさ)から逃れられない犠牲者なのだと

考えさせられます。

 

 

米国アカデミー賞で監督賞を獲得されたことは

とても喜ばしいことでした。

前年に続いて、女性監督が賞を獲ったのです(史上3人目)。

賞を獲った人が女性とか男性という視点だけでは見たくないのですが

 

それでも、多様性がようやくアメリカの映画界でも認められてきたのかな…と感じる瞬間でした。

 

 

時の権力者は

今でもほとんどが過剰な男性性で世の中を保持していこうとしていますが

いいかげん変わっていく必要があるかと思います。

 

内なる女性性を見出せる人にリーダーになってほしいし

そういう人を私たちはちゃんと選ばないといけない時代です。

 

 

素敵な1日をお過ごしくださいキラキラ

 

 

惑星の月11日 KIN223  青い月の夜

(挑戦、分極化する、安定させる、豊かさ、夢見る、直観)

 

 

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