お妃様は薬の調合に日々を費やしました。
りんごをいくつも中に入れ、それをすべて兵士に分け与えました。
成果を試しことごとく兵士を駄目にしました。
残っている兵士もあとわずか。
これじゃいつまで経ってもできない。
何が足りない。
あぁ、王子の髪の毛がいるのか。
取りに行かねば。
お妃様は王子と対談する予定を組み込みました。
対談は後日早急にしなければ薬ができない。
白雪姫を始末できない。
お妃様は薄ら笑いを浮かべて微笑んだ。
白雪姫はベッドに横たわったまま深い眠りについています。
横には睨んだまま立ちすくむ人影。
こいつは誰だ。
なぜここにいる。
焼いてしまおうか。
食べてしまおうか。
ここにおいておこうか。
飼ってみようか。
起こしてみるか。
白雪姫は誰かに起こされて起き上がりました。
傍らには小さい小人達。
睨んだまま動かない。
とてつもない威圧感。
何。
誰。
どうしてそんな目で見るの。
こんなのシナリオに書いてなかった。
どうして。
-続く-