僕は雨の中を佇んでいる。
何をしようとも思わない。
ただ佇んでいる。
不意に肩を叩かれる。
振り向くとそこにいたのは唯一親友と呼べる友であった。
「風引くよ。」
その一言で動かないはずの足が動き出す。
動きたくなかったのに足が動き出す。
「どうして僕に構うんだ?」
理由を尋ねる。
「理由がなきゃいけない?友達だからに決まってんだろ。」
不躾な返答になぜか感動する。
嗚呼、僕の居場所は君の隣なんだな。
傘をわけっこして一緒に入らせてもらう。
なんて心地の良いものだろうか。
気が楽になるな。
ーENDー
こんな親友がいれば楽なんだろうな。
ただ思いついた即席の短編物語ですけど、喜んでいただければ幸いです。
名前がないのはすみません。
内容がわけのわからないものなので見づらいとは思いますが、御了承ください
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