健康診断で卵巣の腫れが見つかり、近くの産婦人科を受診するも、そのクリニックで治療する気持ちになれず、後日別の病院を受診することに…
改めて受診したのは、家から車で15分くらいのところにある、総合病院です。
診察してくれたのは、優しい口調の男性医師でした。
健康診断で卵巣の腫れを指摘されたことを伝え、エコーで内診。
「チョコレート嚢腫ですね。子宮もゴツゴツして大きくなっているので、腺筋症もあるのかもしれませんね」
診断は、前回受診したクリニックと同じく「チョコレート嚢腫」。と、さらっと「子宮腺筋症」も追加されていました。
子宮腺筋症ってあまり聞きなれない病名ですが、子宮内膜症と似た病気だそうです。
違う点は、子宮筋層に子宮内膜に似た組織が増殖してしまうこと。生理の度に増殖してしまうので、その部分が厚くなり、子宮が大きく硬くなってしまうそう。
酷い生理痛や、過多月経などの症状を来します。
実は私も、とても酷い生理痛持ちでしたが、高校生くらいの頃に受診した産婦人科で「機能性月経困難症」と診断されていて、毎月鎮痛剤を飲むしかないと思ってしました。
この時初めて(腺筋症が原因だったのか)と思いました。
また、この時医師からは言われませんでしたが、後から調べてみると、不妊や流産の原因もになるようでした。
「生理の度に悪化してしまうので、排卵を止める必要があります。」
「治るのですか?」
「完治するには全摘出しかありません。」
「まだ若いですし、将来子どもを産みたいのであれば、低容量ピルで治療するのをおすすめします。」
提案していただいた薬は2種類あって、
・ディナゲスト
・ルナベル
ディナゲストの方は値段が少し高いけれど(当時、ひと月分で7000円ほど)、内膜症を縮小する効果がある、ルナベルは排卵を止めて、これ以上悪くなるのを防いで卵巣を休ませるのことが出来るとの説明をしてくれました。
「多少高くても、効果が期待できるなら…」
ということで、私はディナゲストを選択しました。
とても丁寧に説明してくれ、不安も聞いていただけたので、こちらの病気を受診してみて良かったと思いました。
先生との相性や、納得して治療を受けられるかというのは、意外と大切だと思います
1ヶ月分ほど処方していただき、様子を見ることになりました。
(次回、薬の効果のお話に続きます。)