たまたま受けた子宮頸がん検査で「卵巣が6cmに腫れている」と言われ、改めて産婦人科を受診することにしました。
家から一番近くにあった産婦人科へ。
診察台に上がり、エコーで診てもらいます。
「やはり、腫れていますね」
一時的な腫れの場合もあるらしいのですが、
私の場合は小さくなっていませんでした。
「黒く見える部分に血液が溜まっていて、チョコレート嚢腫でしょう」
チョコレート嚢腫とは、本来子宮の内側にある子宮内膜が、卵巣に発生してしまう子宮内膜症の一種だそうです。月経時に排出されずに溜まってしまった古い血液がチョコレートのような状態で溜まり、袋のようになるのをチョコレート嚢腫というらしいです。
「治療法は、手術で切除するか、飲み薬(低容量ピル)で様子を見るかになります。ピルを飲んでいる間は、排卵が止まるので、妊娠・出産はできません。…本当は、妊娠して子どもを産むのが一番の治療なんですけどね」
(妊娠が一番の治療と言われても、そんな予定はないし…)
「どうしますか?」
クリニックは混んでいたこともあり、急かすように聞かれました。
すぐに決められずにいると、
「決まったらまた来てください」と言われ、
診察室を後にしました。
あまりにも段々とした女医さんに圧倒され、治療についての不安を相談できる雰囲気でもなく…
セカンドオピニオンを聞きたい気持ちもあり、
後日別の病院を受診することにしました。
(後日別の病院を受診した話に続きます)