こんなのできっこないよ。


と、司法試験に求められる量、質に圧倒されながらも


いったん決めたことだからと前進する。


合格者は皆通り過ぎた苦しい道なんだろうなと思いながら。



来年合格するぞと思い続けてつっぱしってきたが、


ふと頭をよぎること。


「どうしても法曹になりたいのなら、旧司法試験が終わった後の


予備試験狙いでもいいじゃないか」と。


育児・家事をしながらの勉強は、


精神的にも体力的にもキツい場面が多い。


自分の感情をコントロールできるうちはいいが、


暴走してしまうと、とばっちりが幼い子供たちにいってしまう。


これは「幼子の母」という私の大切なアイデンティティのひとつを脅かす重大なことなので、


絶対に避けたい。


デッドラインを来年からもっと先に延ばそうか?


いや、それは逃げになるから避けた方がいいか?


きっと先延ばしにしても、不合格の結果が先送りされただけで、


結果は変わらないのではないか?


じゃあ、最初から不合格だと思いながら勉強するならもう辞めた方がいいよね?


いいよね?


…いや、よくない。


やっぱり法曹になりたい。


じゃ、弱音吐くな。


・・・・終了。