2021年11月2日(火)
ドバイ万博三日目、
一仕事終えて再び夜の万博に戻ってきました。
この日はMobility Areaの入り口から入ったので、
Mobility Areaにあるパビリオンを片っ端から攻略していくことにしました。
・・・っと言っても夜に回れたのは赤丸で囲んだ5つだけだったのですが
この日訪れた5つのパビリオンを
二回に分けてブログでご紹介していきたいと思います。
まず最初に訪れたのはチリ館。
チリ館の入り口には観光地などでよく見かける
『〇〇まで●㎞』という標識が立っていました。
地名の中に次の万博開催地、大阪もありましたよ~!
チリ館でとにかく目を引いたのは
美しい自然を写した巨大パネルの数々。
北はアタカマ砂漠から南はパタゴニア、そしてイースター島まで
チリの美しい風景を写真で楽しむことができました。
また、ただの観光PRで終わらず、
日射量が世界最高レベルのアタカマ砂漠で行われている太陽光発電や
パタゴニアでの風力発電を利用した
グリーン水素の生成プロジェクトについても紹介がありました。
他にもチリが世界各国に輸出している様々な食材の紹介や
抗菌性に優れた銅を利用したプラスチック製品の紹介ブースもありました。
(※チリは世界最大の銅生産国でもあります)
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続いて、お隣のイラン館。
イラン館は特に夜の姿が神秘的で美しく、
通り過ぎる時に思わず足を止めてしまうパビリオンの一つです。
「千夜一夜物語(アラビアンナイト)」からインスピレーションを得ているそうで、
13個のキューブから成るイラン館は
キューブひとつひとつに異なる物語(魅力)が収められているという設定。
ビーズのカーテンで覆われているので、
どこにどんな物語があるかは入ってからのお楽しみです♪
これはそのうちのひとつ、
ペルシャ絨毯を紹介するキューブより。
入り口を守る鳳凰の銅像(↑)と
中庭にある水路。
水路を囲む試験管を並べたような水のアートが、これまた美しくて・・・
動画でもぜひお楽しみいただきたいです
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続いてフランス館。
「光の都パリ」の名にふさわしく、とってもきらびやかな外観です
FRANCEの「A」の部分がエッフェル塔になってますね。
エッフェル塔は1889年のパリ万博に合わせて建設されたものでもあるので、
万博とかけてるのかなと思いました。
敷地内にはフランスらしい、こんなワゴンもありました
それから、ファッションのフランスでもあるからか、
敷地内ではテキスタイルの展示もされていたのですが、
下の写真は「宇宙」をテーマにした展示。
宇宙×テキスタイル=宇宙服
ということで、これはとてもわかりやすかったのですが、
他の展示はちょっとよくわからないものもあって
芸術って難解だなぁと思ったのでした
ちなみに日本館のアンバサダーが関ジャニ∞であるように
フランス館にもアンバサダーが何人かいて、
そのうちの一人が宇宙飛行士の方。
その方は今も宇宙にいて、フランスのナショナルデーには宇宙から中継を繋いで
式典に参加もされていました。
で、この宇宙服はその方が昔、着用した服のレプリカなのだそう。
さて、フランス館ですが、3部構成となっていました。
まず最初は「光、啓蒙」のエリア。
ここではフランスの啓蒙思想家たちが完成させた
「百科全書」の現物を目にすることができます!
次はフランス館のスポンサーになっている各企業のブースエリア。
フランス館はMobility Areaにあるということで、
それぞれの企業によるモビリティ(移動性)をテーマにした展示内容となっていました。
特に面白かったのが、Flying Whalesという企業のブース。
飛行船を用いた新たな貨物輸送手段を提案しているとのこと。
ここでも脱炭素の取り組みがなされていますね。
何より、こんな飛行船が空を飛んでたらかわいくないですか?
最後のエリアは万博のテーマでもある
「心をつなぎ、未来を創造する」をフランス館なりに解釈したエリア。
科学、教育、芸術の3つの観点から解釈した展示内容となっていました。
教育の展示ブースには星の王子さまがいましたよ~
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チリ・イラン・フランス館を巡る様子を動画にもしましたので、
写真ではお伝えできない雰囲気など、お楽しみいただけたらうれしいです
次の記事ではMobility Area第二弾!
タイとラオスのパビリオンをご紹介したいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。