今日はロシアの出産事情について。
私はモスクワで第1子となる娘を妊娠・出産したのですが、
やはり人生初の出来事に加えて、慣れない土地のロシアということで、
それはそれは大変でした(T_T)
こっちの産婦人科のシステムは日本とちょっと違っていて、
妊娠の経過を診る病院と出産する病院は別になります。
健診は女性専門外来。(Женская консультация)
出産は助産病院。(Роддом)
という感じです。
しかも助産院への予約は一切不要で、モスクワ市内中の助産院であればどこでも入院可能。
陣痛や破水になってから救急車を呼んで、そこから駆け付け、ということも全然OKです。
私は前置胎盤ということもあったので、早めに産院に管理入院をしていましたが、
よく救急車で運ばれてくる産気づいた妊婦さんを見ました。
だから前もって自分でいろんな助産院の情報を集めておいて、
いざ出産!となった時にそこに連れて行ってもらえばそれでOKという・・・。
お医者さんに聞きましたが、どこの助産院であっても、どんな理由があろうと
妊婦の受け入れ拒否をすることは禁じられているのだとか・・・。
日本だとお産難民の問題など深刻ですが、ロシアは出産前に分娩予約などしなくていいので、
その点ではいいのかもしれません。
そしてそして、前にも書きましたが妊婦健診にかかる検査費用や、
出産・入院にかかる費用は全て無料
でも助産院の中に『有料病棟』というところがあって、
有料にすると自分で選択できる幅が増えます。
たとえば、旦那さんや家族に出産の際に立ち会ってもらいたい!とか
入院中は一人部屋でゆっくりしたい!とか
入院中も旦那さんに会いたい!とか。。。
(無料の一般病棟だと新生児への感染予防の為、外部の人は親戚であってもはいることができません)
基本的にこっちの助産院では食器とか、病院で着るものとかは全部自分で用意する必要があるから、
入院する時に持参するものは多くなっちゃうけど、でも無料って大きいですよね
そして驚いたのが、無痛分娩も無料でやっているところ。
日本だと病院にもよるけど、無痛分娩を希望するとプラス5~10万位かかったりしますよね?
もちろん、こっちの場合は医者が妊婦と赤ちゃんの状態を見て、必要と判断されればですが。
私はお産が難産だったこともあり、医者から無痛分娩を薦められました。
朦朧とする中で承諾書にサインしたのを覚えています。
でもロシア人と日本人の体つきの違いなのか?
背骨に何度か針を刺したのですが、上手く入らず、
結局無痛分娩にすることはできませんでした!(´Д`;)
お産の様子についてはまた今度書きます(^O^)/
読んでくださりありがとうございました!
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