先日Nさんがカウンセリングに来られました。
Nさんは気になる男性と良い関係に進んでいるけれど、今は彼のお仕事が大変なようで以前より連絡が少し少なくなっている。
彼のことは信頼できる人だと感じているので不安ではなかったけれど、Nさんのご友人に
「仕事が忙しくても連絡くらいできるはず。」
と、少し不安を煽るようなことを言われてから
不安になったり焦らないといけないのではないか
という気持ちが押し寄せてきてどうすれば良いのかわからなくなり少し混乱している、ということでした。
Nさんはとても優しい方なので
大好きなお友達がそう言うから合わせてあげたい
との気持ちも無意識に働いたんだと感じます。
さらにその奥に原因となるものがありそうだったのでサブパーソナリティセッションをすることにしました。
サブパーソナリティとは一人の人間の中に存在する様々な部分をそれぞれ準人格化して独立させたものです。
例えば優しい私、厳しい私、面白い私、怒りっぽい私、など自分の中にいる様々な面を人格化させたものです。
映画『インサイドヘッド』では様々な感情をわかりやすく人格化させて描いていますよね。
まず、Nさんのイメージの中に会議室を用意してもらいます。
そこに
焦りや不安を感じさせる人→Aさん
焦らない人→Bさん
どちらでもない人→Cさん
として会議室に呼んでもらいました。
私 「まずはAさんを会議室に呼んでみてください。
どんな人が入ってきましたか?」
Nさん 「髪が長くてパンツスーツ姿の女性が出てきました。顔はあまり見えません。」
私 「では次にBさんを呼んでみましょう。
Bさんはどんな方ですか?」
Nさん 「髪がふわふわのパーマをかけていてかわいらしい感じの女性が出てきました。」
私 「では、Cさんを呼んでみてください。
なかなか出てこなければ(Nさんはアニメがお好きなので)思い浮かんだアニメキャラに出てきてもらっても良いと思いますよ」
Nさん 「どちらでもない、ということなので今ふと思い浮かんだのはアニメSPY×FAMILYのロイドさんが浮かびました(笑)
ロイドさんは冷静に物事を見れそうなので。」
私 「では、会議を始めたいと思います。
Aさんにお聞きします。
なぜ彼を信頼しているのに、Nさんに焦らないといけない、不安にならないといけないと言うんでしょうか?」
Aさん 「だってとろとろするからイライラしちゃう。」
私 「BさんはAさんの意見を聞いてどうでしょうか?」
Bさん 「私はゆっくりで良いと思う。彼と出会えて楽しいし。」
私 「CさんはAさんとBさんの意見を聞いてどうですか?」
Cさん 「相手の気持ちをちゃんと見ていますか?」
Aさん 「彼の気持ち…と言われると…うーん
見れてないかもしれない。
けど、焦らないとダメと思っちゃう。」
私 「Aさんがそうなる理由って何でしょうか?
ご自分でわかりますか?」
Aさん 「…自分にイライラする…自分に自信がない。」
私 「Aさんはなぜご自分にイライラするんでしょうか?
Bさん、Cさん、ご存知ですか?」
Nさん「BさんもCさんもわからないみたいです。」
私 「では、他にわかる方、いらっしゃったら会議室に来てください。」
Nさん 「…うーん…誰も来ません。
あっ!今、思い出したことがあります。
子供の頃、自分のことを私ではなく名前呼びをしていたんです。
それで、自分のことを名前呼びすることを友達数人から指摘されてその子たちに囲まれてうわーっと厳しく言われた記憶があります。」
私 「なるほど。
では、小さい頃のNさんに出てきてもらいましょう。」
ということで、Nさんの子供時代へ辿ることになりました。
次回へ続きます
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