先日、メールにて過去世リーディング&書き換えの依頼をしてくださったりりいさん。
りりいさんは今世、魂の大きな課題として
『自己否定感の克服』
をご自身で感じており、もしかすると過去世から持ち越した自己否定感もあるのでは、とのことでした。
りりいさんの自己否定に関する過去世を視てみました。
とても可愛らしい、金髪でウェービーヘアの幼い女の子が出て来ました。
りりいさんのようです。
女の子は小さな手で草花を摘んではちぎり、壺に入れ、木の枝で掻き回す仕草をしています。
どうやら近くにハーブや薬草で痛みを軽くしたり、エネルギーヒーリングをしたりする憧れのお医者さん兼ヒーラーさんのような存在、おそらく当時は魔女と呼ばれた存在のまねをして遊んでいるようです。
感覚としては1500年頃のドイツやポーランドあたりではないかと思われます。
魔女ごっこをして遊んでいた女の子は成長し、15歳くらいの姿になりました。
とても美しいのですが、不思議な映像へ変わりました。
その女の子が神々しく輝く姿と、暗く落ち込んだエネルギーを出している女性に分裂して見えます。
なぜだろう?と不思議に思っていると、どうやら好きな男性ができたようだと伝わって来ました。
彼を見るだけでドキドキし、近づきたい、触れたいとの思いが募っているようです。
ですが、一方では女性から男性へそのような思いを抱く自分に自己嫌悪、自己否定を感じているのが伝わって来ます。
この自己嫌悪、自己否定の感情が強烈なものだったと伝わります。
当時は恋愛の知識を教えてくれる人や、気軽にそんな話しをできる人が周囲にいなかったのかもしれません。
キリスト教がすでにヨーロッパ全土に普及していたので、女性は特にそのような思いを抱くのは罪のように扱われていたのかもしれません。
男性への淡い恋心を抱き、同時に自己嫌悪に陥ってはいるものの、幼い頃から憧れだった薬草やヒーリングでたくさんの人を癒したいという夢はずっと持ち続けていたようです。
ですがしばらくすると、国をあげて魔女狩りや魔女裁判が盛んになって来ました。
魔女に憧れを抱いていることを知っていたりりいさんのご両親は彼女の命を守らなければと結婚相手を探してきます。
好きな人への恋心も誰にも明かさないまま封印しなければならず、魔女への夢も砕かれ、失意のまま好きでもない男性との結婚生活が始まりました。
結婚はしましたがただ生きるためだけの生活となり、魔女に憧れを抱いたかつての自分が周囲にバレないように、バレてしまったら自分だけでなく家族や親戚も殺されてしまうかもしれない、そんな怖れの気持ちがどんどん膨らんできます。
口数も少なくなり、暗い気持ちのまま日々が過ぎていきます。
年齢を重ね、晩年のりりいさんが畑を耕している場面へ切り替わりました。
(おそらく野菜などは自給自足の生活をされていた)
畑の農作物を眺めながら、自分の人生はこれでよかったのだろうか、と疑問に思いました。
「あの時、周囲にどう思われようと好きな人に話しかけてみれば良かったのではないか」
「ヒーリングやハーブの効能は素晴らしいものなのに、命をかけてでもそれを誰かに伝えてもよかったのではないか」
そんなふうにふと思い、涙がとめどなく溢れます。
ああ、少しでも行動すれば違った気持ちで結婚後も過ごせたのではないのか…?
もう遅い。私は歳を重ねすぎてしまった…。
そのような後悔や自問自答をしながら生涯を閉じたようです。
過去世だけでも読み応えのある文章量になりましたね![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
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次回は書き換えのストーリーへと続きます。
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