その1 イタリアンの料理教室に行くこと。
その2 ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見ること。
念願叶って、先週やっと「最後の晩餐」を見ることが出来ました。
こちら、サンタマリア・デッレ・グラチエ教会のかつての食堂の壁に書かれていた絵で、見学には予約が必要です。見学は一度に25人までで、時間は15分のみ。
予約は電話かインターネットで取ります。いずれも英語かイタリア語対応ですが、電話の方が直近の予約が取りやすいそうです。
恐る恐る電話をかけ、英語ガイダンスを選択するも…全然つながりません!!!
電話をかける→イタリア語か英語の選択→繋がるまでしばらく待ってね、のアナウンス→ピアノのBGM→やっぱり混み合ってるからあとでかけてね→電話切れる。
この繰り返し。
噂には聞いていましたが、いつも話し中です。しかも、上記一連の流れを5回続けると軽く30分はかかります。イタリア在住者でもストレスフルなのに、日本から電話するとなると余計…ですよね。
ではネットで、と覗いてみると、なんかややこしそう。会員登録やら支払い処理やら…。
ここで予約代行旅行会社に頼んでしまう気持ちもわかります。でも…予約代行費用は入館料込みで3000円ほど。自分で予約する場合は、入館料8ユーロのみ!
時間に余裕がない方は、予約代行もありでしょうが、私はネットで予約しました。色々調べるとですね、詳しく日本語で予約方法を解説して下さっているサイト発見!助かる~~。予約表のプリントアウトは絶対忘れてはなりません。
同じ時期にイタリアに来た近所の友人を誘って、無事に朝10時から2人分の予約をいれました。たったこれだけのことなのに、なんだか一苦労…。
でも新たなる問題が!
友達も幼稚園児の子供がいるのですが、よりによって見学予約日の幼稚園開始日が11時からになったとのこと。幼稚園側からの急な連絡だったそうです。うん、イタリア的。
彼女は私と同じ駐妻なので、周りに頼れる人もなく…子供は幼稚園をお休みして一緒に連れて行く事にしました。
ただ問題は、見学の25人枠に予約外の子供を連れて入れるかどうか?です。
当日は、見学時間の20分前までにチケットカウンターに行って、入場券を発券してもらう必要があります。一度に25人づつなので、人で溢れかえっているわけではありませんが、遅刻は絶対NGなので、早めに行きました。
チケットカウンターで、「この子のチケットはブッキングしてないけど、無理かしら?」と聞いてみました。受付のオネーさん、カシャカシャとPC叩いて一言「NO」。もう一度頼んでみたけど、冷たく「NO」。
友達は子供と外で待ってると言いましたが、入館時にもう一度、別のオネーさんに頼んでみました。
すると、笑顔で「いいよ~」だって!
やった~~!
最後の晩餐の予約については、本当に色んな話があり、
・予約時間20分前にほんの少し遅れただけで、もうダメの一点張り
・予約してないけど、カウンターでとにかく泣き落としで頼んだら入れた
だの、時と場合と相手によって運不運があるようです。イタリア人だから、その時の気分次第で対応もコロッコロ変わりそうですよね。
とにかく今回はラッキーでした。
肝心の感想は…絵心のない私が解説すべきではないでしょう^^;
食堂の壁に書かれたフレスコ画。僧侶達の生活に密着した存在だったという歴史を思うと感慨深かったです。
最後の晩餐鑑賞後に、サンタマリアデッレグラチエ教会の中に入ってみました。とても大きいのですが、派手さはなく厳かな雰囲気の教会でした。
最後の晩餐、日本から予約される場合は、
①頑張ってネットを駆使して
②無料の子供枠も人数カウントして
③予約表のプリントアウトとパスポートを忘れずに
④当日は時間に余裕をもって訪問
する事をお勧めします!