クレイで作るバードハウス
レッスンに来られた生徒さんが、「先生、これなんですか」・・・?
バードハウス・鳥の巣箱だよ。
「これ、外の木につけるんですか」・・・?
えっ・・?、いくらなんでもそれはないだろう。
これは新造形のカリキュラムの1つで、全てクレイで作っているんだけどな。
クレイには見えなかったって事かな・・・・・。
ここで生徒さんも納得で「な~~んだ」、どういう意味の”な~~んだ”なんだろうなってちょっと
考えてしまいました。
今までこういう作品、なかったものね。
写真で見ても地味~~だし。
作り方としては、スチレンボードで巣箱のベースを作り、そこにソフトクレイとモデリングクレイを
混ぜたのをボンドで貼りつけました。
前面の模様のある壁は、クレイにペーパーナフキンの一番上の図柄だけを薄く剥がしたものを
デコパージュ石鹸を作る要領で貼ったものです。
その上から半ツヤかツヤありのニスを塗っても良いようなのですが、私はデコパージュ用の
ケマージュ液を重ね塗りして、保護とツヤを出してみました。
クレイだから乾燥するとどうしても一定でないソリや隙間が出来てしまって、それが気に入らなくて
特に屋根の部分は2,3回やり直してしまいました。
巣箱本体が出来上がってから、屋根から突き出ている木の枝や遊び心の蝶々を
アレンジしてあります。
新造形Ⅱではこの作品の様にペーパーナフキンを使う作品がもう一つあって、バック等の
小物作りです。
後以前ご紹介したハイヒール、靴底に貼ってあったのを見たよね。
粘土の世界にデコパージュの方法を取り入れるとは思わなかったな。
他に使えるとしたら、建物の作品を作る時に壁紙等に使うといいかもしれないですね。