もしや息子が学校に行ってない?の連絡か?と思い電話に出た。

ほっ。父からだった。お習字の作品の提出日を決めるのだ。

『Sに小遣いもやろうと思っていたんだ』と言う。

提出作品は自宅でなくて父の仕事場に持っていくことにした。


退職後、嘱託でホテルのブライダル室にお勤めしている。

徐々に勤務日数が少なくなってきているようだ。

『もう、年だからな・・・』という少しさびしそうな声。

70代半ば、少しずつ先細りしていく自分の人生を思うのだろうか。


そうだね、年を重ねていくにつれふとさびしい気持ちになるのかもしれない。

でも、最後まで生き生きと生き切ってほしいし、わたしもそうでありたい。

そのためには夢が要る。大人になった今こそ夢を胸に抱いていたい。

夢は存在することで、日々をきらきらにしてくれる、そんな効果があると思う。


大人こそ夢をもとう。小さくても大きくてもいい、自分だけの夢!