いつもは夏と冬のバーゲンにはけっこうお買い物をしていた。今年はその衝動がぴたりと止まったかのようにのんびりと眺めて、なくなっていたものはあっさりあきらめられる自分に驚いたりもしている。今回のバーゲンでは何回か通りかかったショップで、とても素敵なのにまだ残っていたスカートを一枚だけ購入。スカートはほとんどはかないのだけれど、一枚くらいかわいいのがほしいなあと思っていたので迷わず買ったのです。

物欲が減退してきたことはわたしには喜ばしいこと。あくまでこれは自分の場合なんだけれど、これまでを振り返ると、気持ちがスカスカとしているのを埋めるかのように、モノを購入していた部分が大きかったと思う。そしてこのごろそれが止んだように感じる。気持ちがゆったりとできるようになったのかな。

モノを追いかける、なにかの行為を欲しがる、そういうところから少し離れたいと思っていた。そしてそういうことっていうのは思っていてできることではなくて、自然に起きてくるものらしいね。無理すること頑張りすぎることはもう似合わない自分年齢になったのかもしれません。それだけに、ほんとうに欲しいモノ、それはたとえ少々高くても手に入れたいと思っているけれど。

人を褒めるときにはいろんな褒め言葉があるけれど、わたしは今、ナチュラルな人と言われると一番うれしいなあ。