佐藤隆太さん主演の舞台
『いまを生きる』を観てきました
映画バージョンを観ていなかったのですが
厳格な規律の学校の生徒に
型破りな先生役を演じた佐藤隆太さんとても、素晴らしかったです
生徒のなかにニールという少年が出てくるのですが演劇に興味を持ち
シェイクスピアの『真夏の夜の夢』の妖精パックを演じるのですが
ニールの父(冨家規政さん)は認めてくれず
父に認めてもらえないもどかしさが、
昔、役者を目指していた私としては
まさしく、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』の中のハーミアという役を
中学時代の演劇部で演らせて貰っていて
それは、いい想い出ではあるのですが、
父は、好きなことを自由にしてもいいというタイプでしたが、
母は、ニールの父と同じ考えの人でした。
その気持ちもリンクしてか、途中から
涙が止まらず号泣でした
冨家さんと息子のニールが、言い争うシーンがあるのですが、
そのやるせなさや理解されない気持ちやらで
そのシーンが1番印象的でした
その後のニールはいかに…まだ観てない方もいらっしゃると思うので言えませんが
ジャニーズJr.の子が生徒役で出ていたので、チケットが取れないかもというくらい
満席のカーテンコール3回のスタンディングオベーションでした
終演後も、冨家さんとお話させた頂いた時に
冨家さんは、役者をする事を反対する父親役でしたが、
切ないよね~と仰っていました。
やはり反対するという役であっても、役になりきる事は勿論ですが
役者さんというのは、感情移入しすぎてもいけない俯瞰でみて演じる事が出来るのって
スゴいなぁと思いました。
久々、泣くほどの感動した舞台を観劇できました
さとう深雪