おはこんばんちは。


この気持ちが冷めないうちに書きます。

今回の記事は正直、耳触りの良い言葉ではないと思います。


まず。

間違えないで受け取って頂けると非常に嬉しいのですが、わたしは昌磨さんに本気で、本気で!!勝って頂きたい人間です。(最近すっかり刑事くんファンだと思われていますし、実際大好きですけど、ちょっと好きの次元が違うというか)


凄いって思う選手は他にも沢山いらっしゃいます。

楽しい!好き!って思う選手は沢山いらっしゃいます。


けれど。

何度もリピートして、何度も足を運んでも観たいって思う選手は昌磨さんだけですし、だからこそ勝って欲しいし選手でもあります。


芸術って意味でわたしの好みなのは、昌磨さんです。これはもう好みの問題なので、他の選手の方が芸術面も優れている!って思う方もいらっしゃるでしょうが、好みなんだから仕方ないです。


端的に好きな選手。

尚且つ。

勝って欲しい選手。


勝って欲しいって言うのはなんと言うか……素晴らしいと思ってるもの、好きだと思ってるものが他に認められると嬉しいじゃないですか。共感したいじゃないですか。あと、まぁこれはどの選手にも言える事なんですけど努力が分かりやすく目に見えるのってやっぱり『優勝』じゃないですか。努力していない選手なんて居ないでしょうけど、でもまぁ昌磨さんの練習が実ればいいって思うんですよね。ファンだから。ファン心理ってそんなもんでしょ?


……話が逸れました。


で。

その昌磨さんのワールドの演技。

凄く凄く楽しみにしておりました。思い描く昌磨さんの演技をして勝って欲しいと思いました。


けれど。

現実が突きつけられました。


辛かったです。

ただのファンでも悔しかったです。

胃が痛かったです。


正直、途中から何度も目を瞑りたくなりました。


あんなにジャンプが決まらないのも。

スピードに乗り切れてないのも。

同じ土俵に上がれてないのも。


辛かった。


何が足りないんだろう?

何が悪いんだろう?


ずっと思いながら見てた。


多分ご本人もそれを考えてらっしゃると思います。

けれど。

だったら。

このままじゃあ、もう厳しいんじゃないかしら?って。


だって、数年同じこと繰り返しているもの。


気持ちの持って行きかた。

これ大事。

けれど。

どんな状況でも決める人は決める。

それだけじゃ勝ち切れないのが現実。


ジャンプのミスが演技の世界に入り込むのを妨げてるのはやっぱり厳しい。


昌磨さんの演技のあの、景色が見えるような世界観に浸らせて欲しい。


その為にはやっぱりジャンプのミスは少なくしなきゃダメだと思うんです。


でも。

もう数を跳んで質を上げるのは難しいのではないか?って思ってるんです。

年齢が上がるとそんなに数を跳ぶのも難しくなってくるでしょうし怪我のリスクも出てくるはず。


だったら。

今の練習自体をやっぱり見直さないといけない域になっているのかな?とは思います。


環境を変えるのが必ずしもプラスではない。

これは一定の方が持たれる考えで、わたしもそう思う面もあります。


けれど。


同じ環境で変われる要素を見つけるのって凄く難しいとも思いますし、トップ選手はどんな環境でも対応することが必要なのかなって思います。昌磨さんはそれができる選手だと思ってますし、それも乗り越えられないようじゃさらに高みを目指すのもしんどいかなって。


ずっと結果は残してきていました。

それはとても素晴らしいことです。

それは間違いないです。

決して素晴らしくない選手だなんて思ってません。


けれど。

それ以上にもっと目指せる選手だと思ってるし、信じてるし、信じたいし、思いたいし。

だからって勝てなくなったら好きじゃなくなるのかっていうとそれも違うし、でも好きだからこそ結果も残して欲しいし。


あーもう!

すごい色んな意味でジレンマ!!


しんどい。

だけど一番もどかしいのは。


これ勝手に思ってるのただのファンで。

ファンの独り言なんです。

一人で勝手に落ち込んで愚痴を言ってるだけなんですよ。究極の意味のない行為。けど言いたくなるの。あーつら。


なんとも言えない気持ちですね。

こういうのは。


ただね。

今回、公式練習とか観てて。

駆け引きの凄さとかも観てて。


正直、もっとイケるんじゃ?なんて思ってた自分もいたわけですよ。本気で勝ちに来てるなぁって思ったわけですよ。ご本人も何度も仰ってましたし。


すごいなぁ。

天然な可愛いだけの選手なんかじゃ全然ないよなぁ。一流のアスリートだよなぁって。


だからこそ。

割とショックがデカい。

同じ土俵に上がるところまで来ての、この結果は個人的に結構、衝撃があった。


……予測してなかったわけじゃないのに。


自分の弱さに失望した。

昌磨さんの言葉です。


これにそんなこと言わないで、なんてわたしは言いたくない。心配もしない。心配もしないって言い方はキツく感じるかも知れませんけれど。わたしなんぞの心配は昌磨さんクラスのアスリートに失礼だと思うので。


失望したら、そのあとどうするか。

立ち上がって、上を向いて、前に踏み出すだけ。


閉まっている扉は開けて行けばいいんだもの。


痛みを伴っても。

新しい宇野昌磨という選手に期待したいし、それを楽しみにしてる。


それしかない。


けれど。

新たな挑戦で勝てなくなったとしても。

新たな宇野昌磨を生み出そうとしなくても。


好きな選手であることは変わりないです。


最後に。

ネイサン、羽生さん、ヴィンスは本当におめでとうございます。


特にネイサンと羽生さんの演技は、生で観ることが出来て本当に幸せでした。



でも。

塩っぱい記憶にもなるな。この記憶は……