最近、春の気持ちいい陽気に誘われて、

時折、山歩きに繰り出しています。

 

この日は、東平(とうなる)。

東洋のマチュピチュと呼称されているところまで

片道4㎞程を、その麓の遠登志(おとし)渓谷から登るという行程。

 

 

 

 

この山の中に分け入ります。

 

 

 

 

 

 

山に入ると、すぐに近道と巻道に分かれます。

そして、こういう分かれ道がこの後何度も続いていきます。

 

近道の方が確かに険しい。

だけれど、巻道も楽ではない。

だらだらと決して楽ではない巻道を行くよりも

険しい道をきっぱりと行く方がすっきりすると感じている自分を発見し、

なんだか新鮮な気持ちに。

 

 

 

 

 

 

なかなかの道で、途中は石ばかり。

石をよけながら進むのは、じわじわと心身に負荷がかかってくるんですよね。

 

 

 

 

ノルディックを差し出す先を、考えるのが億劫になってきて...

 

 

 

 

丸太を無造作にたばねたような所も、

おそるおそる通りながら...

 

 

 

 

 

中腹辺りには、当時の建物の片鱗が...

煉瓦造りの建物は、時が経っても独特の風合いがありますね。

 

 

 

 

 

 

 

さらに進んでいくと、急に轟音と共に

凄い勢いの水流が目に飛び込んできました。

 

 

 

 

山の中では、急に景色が変わったり、急に天気が変わったり、

急に体感が変わったりすることを、肌で実感...

 

何かがパツンと変わるような、不思議な変わり目がそこここにあるんですよね。

 

 

 

 

気を張っていないと、あっという間にもっていかれてしまうような緊張感...

だけれど、これくらいの緊張が実は自分自身でいるということで、

そうでないときにいかに自分がお留守になっているかということも実感。

 

緊張というのは、必要以上に心身を固くすることではなく、

すっと自分の中にいるというような感じでしょうか。

自然にグランディングさせられるような感じ..

 

山歩きの魅力が、少し分かったような気がしました。

 

 

 

 

山頂付近には、当時ここで生活されていた名残りも...

家屋は無くなっていたけれど、炊事場のような所が至るところに残っていました。

 

この道を日々日々登り降りしながら、生活されていたのですね。

 

 

 

 

頂上まで後少しという時が、一番長くしんどく感じるけれど、

なんとか到着!

 

 

 

 

歩いて登った達成感は、とても気持ちいいものでした!

そして、またここから下り4㎞^^;

 

 

 

 

桜から紫陽花へ。

季節の巡りをそこここに感じながら。

 

 

 

 

それにしても、ひたすら石をよけながら歩く...

石は意思ともいうけれど、

人生の道も、意思はあまり多くない方が歩きやすいことを

身をもって体感しました。

特に、「こうあるべき」みたいな固い意思はさっさとサレンダーしたいもの...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく下山して、ほっと一息。
 

 

 

 

そうすると、また山に登りたいなと思ったりするから不思議です(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

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