4月から県外で新生活を始めている娘の所に、

引越しの手伝い以来の訪問。

気がつくと、もう間もなく季節は一巡しようとしているのですね。

 

 

 

 

行きはフェリーでのんびりと。

ふと窓の外を見ると龍神社さん!

海側から龍神社さんを拝観できるなんて!

はやくも感動しながら、久しぶりの船旅を楽しみました。

 

 

 

 

下船してからは、日頃全く慣れ親しんでいない

公共の交通機関を乗り継いでいくという行程がΣ(・□・;)

 

いつもなら、誰かに頼ったり、その場で尋ね渡ることの連続ですが、

今回はできるだけ自力でやってみようと思い立ち、

事前に乗換案内アプリやモバイルsuicaの使い方を予習したんですよね笑(かざし方まで!)

 

4月の引越しで訪れていた際にも、していたはずなのに、

その時はその都度、娘に教えて貰うばかりで、

自分が主体じゃないと、ちっとも覚えてないんですよね^^;

 

他力にあずけることができるありがたさや安心感もあるけれど、

私の中に、自力でしたいという思いも強くあることを思い出すような、

ちょっと懐かしいような、新鮮な気持ちになりました。

 

 

 

 

20代前半の頃は、時折ふらりと、行先も予定を決めない旅をしたことを思い出しました。

 

当時、大阪や京都、東京には、ふと気が向くとすぐ出向いていたり。

時には大阪から各駅停車の列車に乗って、景色を楽しみながら、気ままに日本海側を北上したりすることもあったんですよね。

夜、日本海を望む浜辺に寝っ転がって見た、イカ釣り漁船の一直線に横並びした灯りが今もありありと思い出されたり...

また、佐田岬をドライブがてら、何なんとなく九州に渡って、そのまま着の身着のまま九州で宿泊したりしたこともあったなとか…

 

そういう体験って、どんなに時間が経っても、ずっとそのまま息づいているんですよね。

 

 

 

 

話が脱線していきましたが、

無事到着後、まずは娘と氏神様に御礼参りを。

4月以降再び、娘の新しい生活を見守って頂いていることに感謝をお伝えする機会を得て、感慨深い気持ちになりました。

 

その後は、市内を散策したり食事をしたり。

次の日も、娘の案内でおすすめの店などに足を向けたり。

 

そんな中、食事をしながら、

私も、これからのビジョンというのか、

どういう風に生きていこうと思っているのかを、

今の段階で話せることを丁寧に言葉にしながら、彼女に伝えました。

 

私たちにとって、生活を共にするという段階を過ぎて、

それぞれの人生がそれぞれの方向に動いている今です。

その方向性を伝えあい、確認しあいながらも、

その奥にはどうあっても変わらない何かがあることも深く実感するような

いい時間を共有できた2日間でした。

 

帰り際、「お母さんの人生も応援してるよー!」と、

温かい言葉と共に見送ってくれました。

大げさかもしれないけれど、何か大きく一幕終えたような

深い安堵感に包まれながら、心軽やかに帰路につきました。