12月の声が聴こえると同時に、一気に寒くなりました。

玄関先の山茶花も次々と咲き、冬の訪れを告げてくれているようです。

 

 

 

 

2022年も後一か月。

 

この一年を振り返ったり、新しい年に思いを馳せたりしながら

過ごしたいですね。

セッションでゆっくりシェアさせて頂けるのも、楽しみにしています。

 

 

 

 

今日は、お一日のお詣りへ。

 

神社って、本当に不思議ですね。

風がざわざわと樹々を揺らす音が響いていましたが、

境内はしんと鎮まりかえって、全く風を感じさせられません。

 

外と内では、まるでその空気感が違うのですね。

 

 

 

 

境内の山茶花は、蕾が緩み始め、

これから次々と咲いていきそう...

 

渋い赤色の紅葉もまた、趣きが感じられて美しかったです。

 

 

 

 

手を合わせ、感謝をお伝えして、

そして私を取り巻く方々、時勢、環境、地球、ひいては宇宙の安寧を

お祈りしました。

ざわざわという風の音の中に、

確かに繋がっている何かが感じられたような気がしました。

 

ふと、先日美術館を訪れた時に観た「阿弥陀如来」を思い出しました。

沢山の人が訪れていましたが、

周りがどうあれ、「阿弥陀如来」はただそう在る...

その在りようをずっと見ていた時のことです。

 

周囲の喧噪の中に佇まれながらも

遮断されているわけでもなく、迎合しているわけでもなく

ただただ在ることの存在感は圧巻でした。

 

そのような中で、思い出したことというのは、

時折、人が手を合わせてその場を後にされる光景を目にするたびに、

阿弥陀様とその人が見えない糸のようなもので瞬時に繋がるように

見えたことです。

深々と手を合わせているとか軽く手を合わせているとか

そういうことにまるで関係なく、

「手を合わす」というこちら側の能動的な所作が導管になって、

一瞬のうちに全てが繋がり、一つになる...

人の内に在る神性が惹き出される瞬間なのでしょうか。

そんな光景に感銘を受けたことを思い出しました。

 

ただ手を合わせるだけでいい...

全ては、大きなはからいの中に在るのですね。

 

 

 

 

12月が皆さまにとって

心温まる豊かな時の連続でありますように。