暑さ続く最中ではありますが、
セッションではそんな暑さもご時世の様々もどこか遠く、
そのひとときだけはまるで「非日常」のような領域で
深いシェアリングが続いています。
(7月16日の空と海です。)
そういう中でつくづく、日常生活の中でそういう時間や空間を感じるひとときは
本当に大切なことだと感じます。
なぜなら、深海に潜るようにぐっと「非日常」の中に分け入り、
心の奥で動く様々に五感や六感を研ぎ澄ませる一瞬一瞬は、
理屈を超えて、自分自身のエネルギーが調律されていく一瞬一瞬だからです。
そうすると、「日常」がより鮮やかに、豊かに感じられてくる。
意識しようとしまいと、小さきことや細やかなことの中に美が感じられてきたりする。
さり気なさをまといながら、大きな喜び(本当に求めていたもの)が訪れてきたりする。
実は「非日常」(心の内の流れ)を味わうことは、より「日常」を丁寧に生きることに、深く連動しているんですね。
セッションでは、膨大なシェアリングの連続ですが、
その一つ一つ、一言一言が、「本当の音」の連続です。
「本当の音」の連続は、真なるものに繋がり続けているその一瞬一瞬の顕れ。
その顕れに、身体の全細胞もまた共振し続けているのですから
浄化も昇華も大変容も、ごく自然なことなのかもしれません。