長くさせてもらってきた学校に携わる仕事から離れて

約1か月が過ぎようとしています。

 

当初は、心の中にいつでもそこに身を運べるような近しい距離があり、

選ばなかった並行現実として、いつも目の端にあるような感覚がありました。

しかし、この一か月の間に、

その並行現実のエネルギーも、私の中でずいぶん薄らいでいるようです。

もちろん意識を向ければ、ありありと浮かんでくる懐かしい思い出は沢山ありながらも、

今は、今の中に意識が向く新しいものが沢山あり

それらのエネルギーの芽吹きに、意識は終始注がれているのを感じています。

 

今、この体験から学んでいるなと感じていることは、

自分自身の本当の思いから発せられているベクトルに添うと

どうなるのかということです。

私にとってこれまでの人生の大きな選択は、選択せざるを得ないような状況になって

決めていくことが多かったので、

自分自身がウェーブを起こすこと、起こさなければ何の波風も立たないという境地で

あえて選択していくということは、とても大きなチャレンジでした。

 

 

 

(山藤の葉も青々としてきました。)

 

 

実際のところ思考では、

前職から離れることについて、そんなに強く望んでいたわけではありませんでした。

むしろ、自分にとってやりがいや喜びがあり、

それを味わえる場を離れることを選ぶことってどういうことなのだろうと、

自分の気持ちについて、数年かけてじっくりと吟味するような日々だったことを思い出します。

この数年は特に、紆余曲折を経て、私自身が心から望むような関わりが安定し、

素晴らしい連携に恵まれ、申し分のない境地を味わう日々でしたから、

なおさら自分の本当の気持ちや思いがどこにあるのか、

丁寧に掬い取っていくことが必要でした。

その過程で気づいたことの中には、私にとって本当に大切なことが沢山あります。

 

気づきと共に、新しい選択の先にはその場も、関係性も、私もまたそれぞれに新しくなっていくことで開けていくものに、どこかワクワクとした可能性を感じるようになっていきました。

そして、このタイミングに変化がピタリと合っていたのだということに、

ゆっくりと納得がついてくるような今を過ごしています。


人生は壮大な実験の場。

実験とは体験ですね。

楽しみながら...

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