咳がしたくなったことで気づいたこと

辻井伸行さんに会ってきました！

こちらのCD買いました♪





最近、YouTubeでいろんな音楽を

聴くのが日課になっている。

二週間程前、

いつものように聞いていたら、

ポーンと、いつもは目にしない映像が

上がってきた。

それが、辻井さんのこの映像。

私はクラシックはよく分からないし、

辻井さんのピアノもあまり聞いたことない。

なんだけど、

ちょっと聞いてみよー♪

って軽い気持ちで聞いてみたら・・・

なぜか涙が止まらない

涙が次から次に溢れてくる。

ただ、涙が出て、

もっと聞いていたいと思う。

辻井さんの他の演奏も聴いて、

すっかりハマりました

翌日の朝、ラジオの時に

ディレクターにその話をしていて、

ふと、

辻井さん、どこかでコンサート

やってないかなぁ〜

って思って、早速調べてみたら・・・

１１／４浜松アクトシティホール

って出てきて！

すぐじゃん！しかも場所近いし！

これは行けってことだー！！←単純

と、チケットゲット。

そして本日、

ウラディーミル・アシュケナージ指揮

アイスランド交響楽団

ピアノ｜辻井伸行

に行ってきました。

辻井さんのピアノを

生で聴けるなんて、嬉しくて嬉しくて♪

めっちゃドレスアップしたよ💕

たぶん、めっちゃ浮いてたけど。

アイスランド交響楽団のメンバーが

ステージに登場しただけで涙

遠くから日本に来てくれてありがとう💕

とても優しくて柔らかい感じの演奏でした。

そして二曲目に、

いよいよ辻井伸行さん登場！

ショパン

ピアノ協奏曲 第２番 へ短調 作品２１

もうね、言葉にならない。

なんだろう。

自分の心の

繊細で、いつもは届かないところに

響いてる感じ。

最初から、涙が頬を伝う。

どんどん溢れてくるから、

拭うのはあきらめた。

もう、美しくて素晴らしくて、

拍手が鳴りやまない！

何回かのカーテンコール。

指揮者のアシュケナージさんが、

辻井さんをエスコートして、

二人でトコトコ歩く姿が微笑ましくて

かわいい💕

そして、アンコール

聴いたことある曲。

記憶を頼りに探してみた。

ノクターン 第２０番 嬰ハ短調《遺作》

だったと思う。(多分)

この曲を生で聴けて、

辻井さんと一緒の空間にいれて、

今、同じ時を生きていて、

本当に幸せだな〜って思った✨✨✨

休憩を挟んでの後半は、

アイスランド交響楽団のみの演奏。

心地よい空気の中、

演奏が始まったのだけど・・・

私ね、咳をしたくなったの。

一瞬でいろんなケースを考えた。

①我慢する。

我慢しようと思えば出来そうな感じ？

②口にハンカチを当てて、咳をする。

③席を立って、外に出て咳をする。

突然の究極の選択。

どうするどうする？

最初は、①の我慢するを選ぼうと思った。

だって、演奏を最後まで聞きたいし！

だけど、我慢しようとすると、

出したくなる。

①は消えたー。

じゃあ、②にしようか？

だけど、この素晴らしい演奏を

私の咳で汚したくない。

という事で、③を選択。

幸い、私の席は通路に近くて、

出入り口にも近かった。

音をなるべく立てずに外に出られたと思う。

外に出てすぐ、

咳き込みながら水飲み場へ。

結構我慢してたみたい。

何かに遠慮することなく咳ができて、

自分の為に良かったな〜と思った。

で、席に戻ろうとしたら、

スタッフに止められた。

終演まで、中には入れないらしい。

そんなぁ

でも、小部屋があるということで、

そこに案内してもらった。

１階席の一番後ろの中央辺り。

指揮者が真正面で、VIP席みたいなんて、

ちょっと思った笑

だけど、音がマイクを通してで

これじゃあ、生じゃない！

全然違う！

波動が届かない！

がっかり😞

帰ろうかとも思ったけど、

ストールを席に置いたままで。

取りに行けないから、

そこにいるしかなかった。

でもね、考えてみたら、

その部屋の音は、外に影響しないのですよ。

私一人の自由な空間。

(最初もう一人いたけど、

途中でいなくなった)

つまり、くつろぎ放題💕

バッグは持っていたから、

スマホを取り出して、

ブログを書きつつ、演奏を聴いて♪

咳をしたくなったら、遠慮なくする。

快適空間に早変わり✨✨✨

終演まで、楽しくその場にいられました。

で、今気づいた。

私は辻井さんのピアノを生で聴けて、

それで満足だったなって。

ぶっちゃけると、

後半の演奏は、どうでもよかったのです。

うわー、ゲスい！

だって、私はクラシックよく分からないの。

YouTubeで辻井さん以外の

クラシック演奏を聴いた時も、

すぐに聴きたくなくなって、

聴くのやめてたくらい。

だけど、この時は何も考えず、

聴こうとしてた。

だって、高いお金払ってるから、

全部聴かなきゃ損する。

アシュケナージさん、凄い人みたいだから、

聴いた方がお得。

アイスランドから、わざわざ来てくれたし、

オーケストラの演奏を生で聴く機会は中々無いから、聴いた方がお得。

↑

このような損得思考が

自動発動してた。

気づいてなかったー。

だって、コンサート行ったら、

最後まで聴くのが普通だもん。

もちろん、それでもいいんだけど、

私は、自分の本音で生きると決めているから。

そうなると、

辻井さんのアンコール後に帰るのが

最適だったな〜と、

今なら思う。

咳をしたくなったことで、

気づけてよかった💕

最後に、

辻井さん、

アシュケナージさん、

アイスランド交響楽団の皆さん、

素敵な演奏をありがとうございました😊