これは私が切迫早産〜出産で長期入院中に長男との父子家庭生活を綴ったパパ日記でしたが、双子誕生後も引き続き男性目線からの育児について記録させていただいています
(※内容はリアルタイムだったり、リアルタイムじゃなかったりしますがご了承ください。)
久し振りにまさおと会った。
宝塚ファンでない方はもちろん、
結構宝塚に詳しい方でないと、
「誰やねん」
と思われると思うのでサクッと解説します。
元宝塚歌劇団 月組 トップスターの龍 真咲（りゅう まさき）さんの同期内でのあだ名で、僕の妻、美夢ひまりと同期入団かつ同じ月組。
数年前に退団し、最近ご結婚を発表された。
実は僕は既に2回ほど彼女に会っている。
1回目は、
まだ彼女が在団中でトップスターだった時、
彼女のお誕生日会で同期が集まった時。
（なぜか1人だけ男性の僕が参加した 笑）
2回目は、
退団した彼女が、妻の第一子を出産した時の病院へお祝いに来てくれた時。（数々の友人が来てくださった中、彼女は一番乗りでした🤗）
その2回共がとっても印象的。
1回目のお誕生日会では、
初対面だし、1人だけの男性の参加で、
（ちょっとした仲間はずれ感があるのかな…）
という不安（？）を抱いていた僕に、
「もっと話そうよ、身内なんだから」
と声を掛けてくれた彼女。
（あ、とっても優しい子なんだ）
と、そのちょっとした壁を自ら取り払ってくれた。
そして短髪の現役のトップスターを見て、どちらかというと、「男性」のイメージを僕は持っていた。（※失礼だったらすいません）
2回目、お祝いに来てくれた時。
まずはノック音が印象的だった。
「トン トン トン」ではなく、
「トン トト トン トン」
（アナ雪1 のアナがエルサの部屋をノックする時のやつ）
の素敵なノック音。
そして退団後だった彼女が、
髪を伸ばしていて、
綺麗なネイルをしていて、
女性らしい素敵なファッションで、
（うわ！めっちゃ女性になってる‼️）
僕の中で「男性」だったイメージが、
180度「女性」に切り替わった（笑）
そして今回。
妻が同期3人とランチをしている時に、僕がサラッと顔を出した。
内1人は第二子のご懐妊、
まさおの結婚、
妻の双子出産、
昔は普通に会っていたそうだが、
そんな近況を祝い合うために数年振りに揃ったらしい。
「やあ、久し振り！」
全員と面識があるので、
サラッとランチ中のみんなに挨拶した。
（え！？まさおがめっちゃ美人になってる‼️）
2回目に会った時より更に髪が長くなっていて、男役だった面影が完全に消えた女性になっていた。
「結婚おめでとう！」
「第二子おめでとう！男の子？女の子？」
そんな会話を一巡すると、
まさおから
「パパ日記見てるよ」
のまさかの一言。
「え！？あ、うん。あ、ありがと」
以前もあったが、想定してない人からこれを言われると僕はプチパニックを起こすようです（笑）
※想定しててもパニクりそうですが（笑）
ものの2〜3分のやり取りだったが、幸せそうなみんなと、幸せそうな妻と子供達を見て、いつもより少し幸せな気持ちで職場へ向かった。
その道すがら思い出した事があった。
まさおの退団公演（東京、千秋楽）での出来事。
それは1回目に会った彼女の誕生日会の2年後くらいだった。
ただ、当然そのチケットは簡単には手に入らないので、同じくその公演で退団する妻の後輩から譲って貰ったチケットで観劇した。
1回しか会っていないとはいえ、優しく迎え入れてくれた前回の記憶が僕の中ではハッキリと残っているし、
そんなに関わってきた訳ではない僕が思うのは余計なお世話かもしれないが、
「長い間お疲れ様でした」
という気持ちを伝えたかった。
宝塚では、トップスターが退団する最後の公演（千秋楽）において、通常の舞台内容に加え最後にお別れショー的なものがあり、それが終わった後に退団セレモニーがある。
そしてそのセレモニーの最後に、
★トップスターを含め退団者が並んで挨拶をし、幕が降りる→アンコールの拍手が終わらないと再び幕が上がる→★へ戻る
その2ターン目で、僕は勇気を振り絞って二階席から声を掛けた。
チケットを譲って貰ったその後輩に。
「◯◯お疲れ様〜‼️」
その時は唯一だった観客からの声に、
まさおがこちらへ顔を向けた後に後輩へ一言。
「あんた（声を掛けられた後輩）だけずるいなぁ〜（笑）」
（まさお、気づいて‼️）
気づいてもらって、更にまさおにもお疲れ様を伝えたかった…が、
スルー（笑）
まあ、最前列とは言え2階席。
距離あるから分からないよね。
と自らを納得させた（笑）
そんな沢山の思い出があるのだが、
最後に一つ。
それは妻と僕が結婚する前夜のこと。
妻の携帯が突如の着信。
（ん？こんな時間にだれ？）
電話に出た妻の会話を何となく聞いていると、
どうやら友達の模様。
「うん、ありがとう〜😭」
と嬉し涙を流している妻。
そして突如、
「はい」
と電話を僕に渡してきた。
「だれ？」
「まさお」
話には何となく聞いていたが面識はなかった。
「あ、どうも。はじめまして。」
2〜3ターンの会話をした後に彼女が一言。
「樹里ちゃんのこと、よろしくな」
思春期の頃から妻の退団まで、ず〜っと一緒の時間を過ごして来た2人の間柄と、まさおの妻を思う優しさから生まれた言葉なのだろう。
「もちろん！」
嬉しい気持ちと、人の優しさに触れた幸せな気持ちから素直に言葉が出た。
そして今回。
そんなまさおの結婚の発表。
心の底からおめでとう🎉
そしてまさおのご主人へ。
「まさおのこと、よろしくお願いします」
※美人に抱っこしてもらって長女を美人にする作戦、第2弾です。（隣は同じく同期の綾月せりさん）（第1弾は桜井奈々さん）
(※写真の掲載許可いただいております。)