本日は、消化器官内科の病院day。



10時半の予約なのに、めちゃくちゃ俟たされて
待合室のソファーで座ってるおしりが痛い
雛でございます。









さて、先日の2年半振りの更新だった
母の日記事にもちらりと書きましたが




このブログ放置していた期間は
非常に濃密な状況がいろいろとあって

ひとつのスレッドにまとめて書くのは
気持ちの整理をつける意味でも厳しいので

ひとつひとつスレッドを別々にして
報告したいと思います。



時系列通りではない内容になるかと思いますが
お付き合いくださると有難いです。











まずは、ひとつめ。







昨年の秋、10月16日の早朝
同居していた主人の母が他界しました。






昨年の春、3月後半くらいから
胃が痛い、食欲がない、訴えてきかた。




普段我慢強い義母だったので
相当しんどいのだろうと近くの内科医へ。





レントゲンや採血をして
特に異常は無さそうだけど、薬を処方するので
様子見て、痛みや違和感があれば
また来てください、とのこと。







春先は田植えの前段取りなどで
多忙になる時期。



薬は2週間ほど処方され
薬が済んでも痛みは無くならず




また病院へ診てもらおうと言ったが
ひと段落するまでは忙しくて行けない、と
相変わらず仕事熱心な義母の態度。




診察に行けなくても
薬は飲んでおいた方が良いのではないかと
電話で薬だけ処方してもらい、継続して服用。





5月になり、ゴールデンウィークに
籾撒きを済ませてからも
それでも痛みは治まらず
病院でもう一度診てもらおうと再受診。





検査しても、 異常は見つからず
先生から、大きな病院で精密検査を受けた方が良いとの診断。


紹介状を書いてもらい総合病院へ受診。










結果、末期の膵臓がんでした。

肝臓にも転移して
余命半年との宣告もされてしまいました。








まだまだ生きたい。
との義母の要望で、抗がん剤治療をスタート。

手術は出来ないため、進行を抑える治療と
痛みを抑える治療を並行。





既に87歳という高齢を考慮して
薬剤を減らし、休薬期間も長めに
負担を 軽くしてもらったりと配慮。







しかし、8月中ごろから免疫力が下がり
発熱や感染症を起こしやすくなり
9月初めには敗血症寸前までいって緊急入院。




何とか一命を取り留めるも
痛みが強くなり、オキシコドンを増量することで昏睡状態に。



9月後半には、緩和ケアを受診。
同時に在宅ケアをするために、介護認定や
レンタルサービスを申請。




これから長丁場になるなと覚悟していた矢先。

10月初めに、様態が急変。

吐血して救急搬送され、そのまま緩和ケアハウスへ入院。





まだ 意識もはっきりしていて
面会に行っても、会話も出来る状態で
落ち着いてくれたのならひと安心と。






しかし、またしても急変し、呼吸困難になり
もう治療は出来ないと医師から言われて
後は本人の気力次第と。









10月16日朝、6時10分
家族に見守られて
眠るように静かな旅立ちでした。






私が嫁いで来てから30数年。



いろいろんなことを教わって
慣れない田舎の風習や季節ごとの行事などを
教わって
農作業の手順やコツや、段取りなども。





でもでもでも 
まだまだ教えてもらいたいことが
たくさんあって

これから一緒に習っていこうと思っていたのに
この世から去ってしまいました。






私が乳がんになったとき義母から

「私の老後は誰に見て もらえるのか?」
といの一番に言われたこと。



これが私の闘病生活の 起爆剤となり
私が先立つ事無く、義母を見送ることが出来たことは、心からよかったと思える。



義母の闘病生活で
抗がん剤治療は雛ちゃんが先輩だから
いろいろおしえてね。
と、治療にも前向きに頑張っていた。







頑張り屋の我慢強さ
忍耐力に溢れていた義母。






義母が守ってきた田畑は
主人と2人で引き継ぐことに。




もちろん作付け面積等は見直すけれど
長女夫婦の手助けを得ながら
模索しながら農作業を継続していこうと思う。





それが、義母への恩返しだと思って。








今、食のあり方を見直す時代となり
野菜の高騰もあって、安心安全な食生活を築く為にも、農家の存在価値は高まっているように思える。




やはり、手塩に掛けたお米や野菜は
美味しいもの!







おかあさん。
今までお疲れさまでした。
これからは、空から見守っていてください。









お葬式は、コロナ禍が明けたこともあり
思い切って一般葬に。






親戚や兄弟が多かった義母。

遠くの親戚、兄弟、いとこ、姪や甥、
友人なと、たくさんの方々に見送っていただきました。






天国で、やっとお義父さんに逢えるね。
これからは、2人で仲良く昔話に話を咲かせて過ごしてくださいね。