こんにちは。
数あるブログの中から私の拙いブログを選びご覧いただき、ありがとうございます。
現在このブログで自身の眼のことを綴っていますが、実生活において私の眼の病気のことや現在の見え方のことなどは、限られた数人を除き、周囲には公表していません。
とくに網膜剥離発覚からの数ヶ月の出来事は自分の記憶から抹消したいくらいの辛い経験でしたので、他者に話すことはもちろんのこと当時を振り返ることも私にはできませんでした。当時、まだ子供が小学生でしたので、学校行事やPTAなどの関係で病気のことや手術を受けることを話さなければならない場面もあったので、その後その時に手術のことを話したママさん達から
「経過は順調?」
と心配される言葉をかけられることもあったのですが、私はその問いかけには常に
「お陰様で」
と、答え相手を安心させ、それ以上のことは話しませんでした。
おそらく、皆さん、私が眼を患ったことなど今は記憶にはないでしょう。
今の私の眼の状態を気にされていらっしゃる方、おられるでしょうか?
シリーズの途中ではありますが、ネタバレさせてしまうと、視力はありますが手術した眼の矯正視力は0.1ほども出ません。
ただし、お医者さん的には「経過良好」です。私の眼の場合、医師側からすると、失明しなければ手術は成功、OCTなどの検査結果が良ければ「経過良好」なのです。
色々な矛盾や不安を抱えながら、それを家族さえにも悟られまいと9年過ごしてきましたが、昨年から勤めている今の会社に緑内障と黄斑変性症を患って昨年手術されたという方がいて、彼女の話を聞いているうちにいつしか私も自分の眼のことを彼女に話していました。そして話した後、何となく安心した気持ちになったのはとても意外なことでした。
私は共感し合える人になら、ずっと話したかったのかもしれません。
4月の定期検診で『変わりなし』と言われ、綻びだらけのポンコツながらも何年間も小康状態を保ってくれている私の眼をとても愛おしく思いました。まるで◯◯バカのように、自慢さえしたくなるほどでした。
そんな経緯もあって、何気なくここに私の眼のことについて書かせてもらったのですが、今までよりも多くの方にこのブログを読んでいただけていることを知り、驚いています。
中には、私と同じように眼の病気と闘っている方や強度近視に悩んでいる方、いらっしゃいますか?
私自身、眼のことを考えない日はありませんし、眼の問題やその不安や心配から解放される日は生きている限りはこないでしょう。
だからこそ、
『絶対、死ぬまでこの眼で見てやる!』
の意気込みで気持ちを前に向かせます。
そんな私を今後とも応援してくださると嬉しいです。
また、私の経験談が今後手術される方の何かの参考になれば幸いです。