琉生の自己主張が凄い。



二歳半を過ぎて、初めてというべき自己主張の数々。



戦隊ものの合体ロボを持って、『はいっ』と手渡される。



部品を取り付けて欲しいのか?と思い、
『付けて欲しいの?』と聞くと、



『ちゃうっ!んー!んー!』



違うらしい…



『どうして欲しい?』と聞いても、



『はいっ』『ちゃうっ』
『んー!んー!』



何か説明してるつもりなのは伝わるが、覚えた言葉を連発したり、言葉にならない声だけだったり…



こちらが色々考えて、
あーでもない、こーでもないとなりながら、
『あっ!はずして欲しいのっ?!』



笑顔で『はいっ!』と琉生。



外れていた部品(ロボットの腕)を取り付けるのではなく、全部はずして欲しかったようだ。



琉生くん、はずれた腕と本体を一緒に渡されたらわからんよ…



と、心の中でつぶやくママ。



『こういう時は、"とって"って言わないと。』
『"とって"は?』



『てぃってぃっ』
琉生なりに、"とって"のつもり。



他にも、怒られて機嫌が悪くなったり、
原因の分からないイヤイヤモードの時は、
私やパパの胸元を両腕でたたきながら、



『パーパっ!パーパっ!』を連発。



私の事もいまだに『パパ』と呼んでしまうようで、
イヤイヤモードに突入すると、同じように私を拒否。



大変な時もあるケド、私としてはこの自己主張やイヤイヤが嬉しい。



遅れてはいるが、成長を感じることができてる。



特に嬉しいのがここ一週間くらいで、
用事があると『ママ、ママ』と呼んでくれるようになったこと。



琉生が『ママ、ママ』と私を呼んでくれる。
私が『はい、なーに?』と聞くと、
『ママ、こっこ』と抱っこをせがむ。



涙が出るほど嬉しい。



長かった。



産まれて二年半…。



このやり取りをずっと待ってたから。



怜生が産まれて、やはり琉生の成長に違和感を感じるてる。



怜生は人見知りこそないが、後追いや愛着行動はしっかりあるし、
意志や感情表現もハッキリしてる。
何よりこれでもかってくらい目が合う。



そんな怜生の影響も大きい。



怜生がお腹にできた時、
私の中ではすでに琉生の成長への違和感があったから、二歳差で育てられるか不安があった。



でも今は、これで良かったと思える。



琉生の成長や言動に違和感を感じて苦しくなる時、
怜生が私の顔を見て嬉しそうに笑ってくれる。
言葉にはなってないが、私を求めて甘えてくれる。



反対に、怜生のぐずぐずがひどい時、琉生はちゃんと我慢してくれる。



私は本当に、幸せなママだ。



おわり。