中島みゆき と 研ナオコ。
この二人が出会うことがなければ、お互い今の二人はいなかったかもしれない。と、思ってしまう。
研ナオコが中島みゆきの歌を歌っていなかったら、歌手としての研ナオコはいなかったかもしれない。
中島みゆきが研ナオコに曲を提供していなかったら、直ぐにはその才能を認められなかったかもしれない。
偶然中島みゆきの歌を機内で聴き
「この人の作った歌を歌いたい」
と思った研ナオコ。
研ナオコのことを
「人をあれだけ笑わすことが出来る人だから、きっと感動させて泣かすことも出来るはず」
と見抜いた中島みゆき。
とても不思議な因果関係を感じてしまう。
今まで沢山の歌手に歌を提供してきた中島みゆきであるが、歌唱力・声質・表現など見ていると、やはり中島みゆきの歌を歌う歌手で研ナオコの右に出る者はいないのではないか、と思う。
最近は喉の調子が悪いのか、歌手としての活動はあまりしていないようだが、また是非、中島みゆきからの提供曲を歌って欲しいと思う。
(プロフィール)
本名:野口なを子
1953年7月7日 静岡県伊豆市出身。
タレント・歌手であり2児を持つ主婦でもある。
身長162センチ、体重51.5キロ。血液型A型。
デビュー曲は『大都会のやさぐれ女』。
芸名の苗字の「研」は、芸能プロダクション「研音」の「研」から採ったもので、名づけ親は研音創業者の野崎俊夫。
73年、愛川欽也とミノルタカメラのCM「美人しか撮らない」で共演した。
ドラマ「時間ですよ」「ありがとう」
バラエティー「カックラキン大放送!!」などで活躍。
本業の歌では「愚図」「あばよ」「かもめはかもめ」「夏をあきらめて」などがヒット。
87年にテレビ制作会社勤務の野口典夫さんと再婚。
01年、「24時間テレビ」のチャリティーマラソンで85キロを完走。