駅で忙しく働いている若いお兄さんがいた。
自販機の補充をしている。
汗だくで。
70くらいのばあさんがとおりかかって、話しかけた。
10円と100円交換してくれる?と
どうやら話しかけたようだ。
お兄さんは無言だったけれど
交換してあげた。
ばあさんは、ひぃひぃっひ、忙しいところ悪いんね
といたずらっぽく笑って、去って行った。
忙しいの分かってて?
自分はゴマンと時間ありそうなのに?
その後も黙々と補充して次の現場へ向かったお兄さん。
若い人の時間を奪うことは止めようと心に違う。
わたしももうすぐ50が見えてきたところだから。