【エクセル時短まとめ】④ 16~20 | みゆ的初心者さん向けPCブログ

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16 Excel 2016の新関数「IFS」を使いこなす
【エクセル時短】もう「IF」のネストは不要。新関数「IFS」で複数の条件指定を手早く済ます

セルの値が「90」以上なら「A」、「80」以上なら「B」のように、複数の条件で異なる結果を求めたいことがあります。今回は「IF」関数を組み合わせるよりも簡単な「IFS」(イフ・エス)関数を紹介します。

セルの値によって異なる結果を求める。Excelでよく行う作業ですね。

従来、複数の条件を判定したい場合は「IF」(イフ)関数の組み合わせ、つまりネストすることで求めていました。これがExcel 2016では、「IFS」(イフエス)関数によって1つの関数で行えます。

【エクセル時短】第16回では、Excel 2016の新関数「IFS」を解説します。
※IFS関数はExcel 2016に加えて、Office 365の定額制サービスを購入している場合に利用できます

「論理式」と「真の場合」のセットを複数指定
さっそくIFS関数の構文を見てみましょう。

 

IFS (論理式1, 真の場合1, 論理式2, 真の場合2, ..., 論理式127, 真の場合127)

論理式1]に指定した条件式を満たせば[真の場合1]、[論理式2]に指定した条件式を満たせば[真の場合2]...、と指定します。[論理式]と[真の場合]のセットは127個まで指定できます。

ここでは、試験結果が「90」以上であれば「出荷可」、「80」以上であれば「再検査」、それ以外は「開発中止」と表示する例を紹介します。

 

①IFS関数を入力する


セルD3に「=IFS(C3>=90,"出荷可",C3>=80,"再検査",TRUE,"開発中止")」と入力します。

②入力したIFS関数をコピーする


判定の結果が表示されました。入力した関数式をコピーします。

IFS関数の注意点は、最初の[論理式]に一致した場合、続きの[論理式]は判定されないことです。

上の例のように数値を判定する場合は、厳しい条件から順に指定しないと、思い通りの結果が得られません。例えば「=IFS(C3>=80,"再検査",C3>=90,"出荷可")」のように指定すると、セルC3が「80」以上の場合、すべて「再検査」と表示されてしまいます。

どの条件も満たさない場合の結果を指定するには、最後の[論理式]に「TRUE」と指定します。ここでは「TRUE,"開発中止"」と指定しました。

Excel 2013以前ではどうなる?
上記と同じことをExcel 2013以前のバージョンで行うとどうなるのか、見てみましょう。

IF関数をネストして入力することになりますが、考え方は簡単です。IF関数の「偽」の条件に、続きの条件を指定するだけです。IFS関数と同じ結果を得るためには、セルF3に「=IF(C3>=90,"出荷可",IF(C3>=80,"再検査","開発中止"))」と入力します。

セルC3の値が「90」以上であれば「出荷可」と表示し、そうでなければ、「偽」の条件に指定した「IF(C3>=80,"再検査","開発中止")」が判定がされる形です。

①IF関数を入力する


Excel 2013以前のバージョンではIFS関数が使えないため、IF関数を使って「=IF(C3>=90,"出荷可",IF(C3>=80,"再検査","開発中止"))」と入力します。

②入力したIF関数をコピーする


判定の結果が表示されました。入力した関数式をコピーします。

なお、Excel 2016でIFS関数を入力し、そのファイルをExcel 2013以前のバージョンで開いた場合、IFS関数を含む数式は「=_xlfn.IFS(C3>=90,"出荷可",C3>=80,"再検査",TRUE,"開発中止")」のように変換され、結果のみが表示されます。

Excel 2016では「複数の条件指定はIFS」と覚えておきましょう!

 

17 個数の集計、まずはここから覚えよう
【エクセル時短】クリックしながら数えてない? データの個数はこの方法で求める!

セルに入力されたデータの個数を知りたいとき、クリックしながら目視で「1,2,3……」と数えてしまうのは時間のムダ。Excelの機能と関数を使った、2つのテクニックで解決しましょう。

 

Excelの表に「データが何個あるか」を数えたいとき、セルをクリックしたりカーソルキーを押したりしながら「1,2,3......」と数えていませんか? やってしまいがちな操作ですが、正確性に欠けますし、そもそも時間のムダです。

【エクセル時短】第17回では、データの個数を知りたいときに役立つExcelの2つのテクニックを紹介します。

すばやく個数を知るならステータスバーに注目
1つ目のテクニックは、Excelの機能を使います。データの個数を知りたいセル範囲を選択し、画面下部のステータスバーをチェックするだけです。

ここでは会員リストの[氏名]列のデータの個数を調べます。セルB3〜B32をドラッグして選択すると、ステータスバーの右側に「データの個数:30」と表示されました。

あっという間にわかりましたね。データの個数をセルに表示する必要はなく、ただ知りたいだけの場合に便利です。もし「データの個数:○個」と表示されない場合は、次の方法で設定を確認してください。

ステータスバーを右クリックし、[データの個数]にチェックマークを付けておきます。

セルに表示しておきたいときは関数を使う
2つ目のテクニックは関数です。データの個数を常にセルに表示しておきたい場合に使います。

データの個数を求める関数はいくつかありますが、単純に数えるなら「COUNTA」(カウントエー)関数の出番です。

COUNTA値1, 値2, ..., 値255

COUNTA関数は、引数[値]に指定したセル範囲に含まれるデータの個数を求めます。実際に見てみましょう。

①COUNTA関数を入力する


ここではセルB3〜B32のデータの個数を求めます。セルI3に「=COUNTA(B3:B32)」と入力します。

②データの個数が求められた


セルB3〜B32に含まれるデータの個数が求められました。結果は「30」。ステータスバーで確認した個数と同じです。

このように、セルに「何らかのデータが入力されていればカウントする」のがCOUNTA関数です。数値、文字列、数式、半角/全角スペースのすべてが数える対象になります。

一方、COUNTA関数と似た関数に「COUNT」(カウント)関数があります。

COUNT値1, 値2, ..., 値255

COUNT関数の構文はCOUNTA関数と同じですが、引数[]に指定したセル範囲に含まれる数値のデータだけを数えます。ポイントは次のとおりです。

データが数値※なら数える
文字列の数字は数えない
数式の結果が数値なら数える
数式の結果が文字列なら数えない
論理値(TRUE/FALSE)は数えない

※Excelでは日付・時刻(シリアル値)も数値として扱われます
セル内の半角/全角スペースなどは無視し、「数値が入力されていればカウントする」のがCOUNT関数です。COUNTA関数との違いを見てみましょう。

ここでは[年齢]列のデータの個数を求めます。セルI6には「=COUNTA(E3:E32)」、セルI9には「=COUNT(E3:E32)」と入力しました。30行のうち空白のセルは4つなので、どちらの結果も「26」となるはずですが......

COUNTA関数とCOUNT関数で、結果が異なっていますね。これは半角スペースが入力されているセルE5と、数字が文字列になっているセルE11が原因です。

実は、セルE5には半角スペースが入力されています。また、セルE11は表示形式が[文字列]になっており、[数値]として認識されていません。

COUNTA関数はセルE5にもデータがあると判断して「27」を返し、COUNT関数はセルE11を無視して「25」を返すわけです。不要なスペースを削除し、文字列となっているセルの表示形式を数値に変更すれば、正しい結果が得られます。

最後に、空白だけを数えたいときに使える「COUNTBLANK」(カウントブランク)関数も紹介しましょう。

COUNTBLANK範囲

COUNTBLANK関数は、引数[範囲]に指定したセル範囲に含まれる空白のセルの個数を求めます。引数[範囲]は1つだけしか指定できません。

 

①COUNTBLANK関数を入力する


セルI12に「=COUNTBLANK(F3:F32)」と入力します。

②空白のセルの個数が求められた


セルF3〜F32のうち空白のセルの個数を数えられました。セルの見た目が空白でも、半角/全角のスペースが入力されていると数えられないことに注意してください。

データの個数を求める作業には、正確性が求められます。目的に応じてExcelの機能(ステータスバー)と関数を使い分けてください。

 

18 個数の集計、まずはここから覚えよう
【エクセル時短】条件を満たすデータの個数を一瞬で。隠れた名関数「COUNTIF」「COUNTIFS」の使い方

会員リストから男性だけ、30代の人だけを数えるには?「COUNTIF」(カウント・イフ)関数と「COUNTIFS」(カウント・イフ・エス)関数をマスターすれば、条件に一致するデータの個数をすぐに求められます。

 

Excelで管理している会員の一覧表があり、男性だけ、または30代だけの人数を求めたいとき、どのような操作をしますか? 「フィルター」の機能で絞り込んで数える...といった方法もありますが、断然便利なのは、関数を使う方法です。

【エクセル時短】第18回では、1つの条件を満たすデータの個数を求める「COUNTIF」(カウント・イフ)関数と、複数の条件で使える「COUNTIFS」(カウント・イフ・エス)関数を紹介します。あまり知られていませんが、時短できること間違いなしの「名関数」です!

条件が1つのときはCOUNTIF関数で決まり
COUNTIF関数は、その名の通り「条件(IF)を満たすデータを数える(COUNT)」関数です。構文は以下のとおりで、引数[範囲]に指定したセル範囲で[検索条件]に一致するデータの個数を求めます。

COUNTIF範囲, 検索条件

さっそくデータを数えてみましょう。ここでは「性別」が「男」を条件にしました。[検索条件]は「"」(ダブルクォーテーション)で囲って指定しましょう。

セルI3に「=COUNTIF(C3:C32,"男")」と入力すれば、男性の人数を一瞬で求められます。

同様に[範囲]で「居住地」列、[検索条件]で「"神奈川県"」と指定すれば、神奈川県在住の人数を求められます。

なお、[検索条件]には「*」や「?」などのワイルドカードを指定することもできます。例えば「"*県"」とすれば「県」を含むすべてのデータ、「"???県"」とすれば「県」を含む4文字のデータを条件に数えます。

続いて、「登録日」が「2017/4/1以降」のデータを数えてみましょう。

セルI6に「=COUNTIF(F3:F32,">=2017/4/1")」と入力しています。

Excelの日付は古いほど小さい数値、新しいほど大きい数値なので、[検索条件]に「">=2017/4/1"」と指定しています。不等号は半角で入力します。「より前」なら「<」、「より後」なら「>」のように使い分けてください。

不等号を使った応用例としては、否定を意味する「<>」があります。例えば「"<>神奈川県"」とすれば「神奈川県でない」、「"<>0"」とすれば「ゼロでない」という条件になります。

 

複数条件を指定できるCOUNTIFS関数の使いこなし
複数の条件を指定してデータの個数を求めたいときは、COUNTIFS関数を使います。条件を複数指定できるので「IFS」となるわけです。

COUNTIFS範囲1, 検索条件2, 範囲2, 検索条件2, ...)

引数[範囲1]に指定したセル範囲で[検索条件1]に一致するデータ、かつ[範囲2]に指定したセル範囲で[検索条件2]に一致するデータ...といった具合に数えられます。[範囲]と[検索条件]のセットは127個まで指定できます。

指定した複数の条件は「AND条件」とみなされます。[範囲]のうち、すべての[検索条件]を満たしているデータの個数が求められることになります。

以上を踏まえて、先ほどと同じ会員リストで「年齢」が「30代」の人を数えてみましょう。

セルI9に「=COUNTIFS(E3:E32,">=30",E3:E32,"<40")」と入力します。「年齢」列(セルE3〜E32)が30以上、かつ「年齢」列が40未満のデータを数えられました。

COUNTIFS関数で注意したいのは、AND条件しか指定できない点です。例えば「50歳以上、もしくは30歳未満」を求めたくて

=COUNTIFS(E3:E32,">=50",E3:E32,"<30")

と入力しても、結果は「0」になってしまいます。「">=50"」と「"<30"」の両方を満たすデータは存在しないからです。

このような「OR条件」を指定したい場合は、COUNTIF関数を使って

=COUNTIF(E3:E32,">=50")+COUNTIF(E3:E32,"<30")

と入力します。50歳以上の人数と30歳未満の人数を別々に求めて、足すわけですね。

加えて、COUNTIFS関数では[範囲1]と[範囲2]に指定するセル範囲の列数や行数が等しくない場合、エラーになる点にも注意してください。

もう1つ、例を挙げましょう。「性別」が「女性」かつ「DM可否」が「可」、つまり複数の列のデータに対して条件を指定して人数を求めてみます。

セルI12に「=COUNTIFS(C3:C32,"女",G3:G32,"可")」と入力しています。

「女性かつDM可」の人数を求められました。「性別」列と「DM可否」列は共に1列30行なので、エラーにはなりません。

いかがでしたでしょうか? 条件が複雑になると引数の指定が複雑になりますが、手動では難しい個数のカウントを瞬時に行えるのが、COUNTIF関数とCOUNTIFS関数のメリットです。双方の特徴を知って、使い分けてください。

 

19 [検索と置換]機能をあなどるべからず
【エクセル時短】知らないと損! 意外と奥が深い[検索と置換]の応用ワザ5選

Excelの表からデータを探したいとき、[検索と置換]ダイアログボックスを呼び出しますよね。実は、基本の検索以外に高度な機能があります。今回は[検索と置換]のおさらいと、隠れた便利機能を紹介します。

1 「オプション」を使いこなす
2 空白セルにデータを一括入力
3 セル内の改行をまとめて削除
4 普通は見つからない「?」を検索
5 データではなく書式を置換

1 「オプション」を使いこなす
Excelの操作に慣れている人なら、検索といえば[Ctrl]+[F]キーで覚えているかもしれませんね。[検索と置換]ダイアログボックスを表示するためのショートカットキーです。

キー操作では[Ctrl]+[H]キーも覚えておくと便利。[検索と置換]ダイアログボックスの[置換]タブを一発で表示できます。

ここまではウォーミングアップ。本題の「オプション」を表示してみましょう。

[Ctrl]+[F]キーを押すと、[検索と置換]ダイアログボックスの[検索]タブが表示されます。赤枠で囲んだ部分は[オプション]ボタンで表示・非表示が切り替わります。

表示されたオプションには以下の3つのチェックボックスがありますが、これらはそのままの意味ですので、悩むことはないでしょう。

●大文字と小文字を区別する
●セル内容が完全に同一であるものを検索する
●半角と全角を区別する

重要なのは、左側にある3つのプルダウンメニューです。1つずつ見ていきます。

 

検索場所
[シート][ブック]の2択です。現在のワークシートのみか、ブック(ファイル)全体を検索対象にするかを指定できます。

ファイルに存在するはずのデータが見つからないときは、[ブック]に変更して検索してみましょう。逆に、現在のワークシートのみに含まれる文字を置換したいときに[ブック]を選択すると、意図しない結果になるため注意が必要です。

検索方向
[行方向][列方向]の2択です。行方向は「Z」、列方向は「N」の字を描くようにデータを検索します。検索される順番が異なるだけで、結果は同じです。

「行」であれば横方向に、「列」であれば縦方向にデータを検索します。

検索対象
[数式][値][コメント]の3択です。いちばん分かりやすいのは[コメント]で、コメントを検索対象にします。[数式]と[値]は、検索の意図に応じて指定する必要があります。


例えば、以下のように文字列を検索したとしましょう。

検索対象を[値]にし、「田中」で検索しました。『値が「田中」』の条件に一致したため、セルA4の「田中」が見つかりました。[次を検索]をクリックすると、セルA10の「田中」もヒットします。

今度は検索対象を[数式]にします。セルA4の「田中」は無視され、セルA10だけがヒットします。セルA4には「=A10」と入力されているため、『数式が「田中」』の条件に一致しないためです。

つまり、表示上の結果を対象にするには[値]、セルに入力されている内容そのものを対象にするには[数式]を選択する、というわけです。

通常は[値]を指定して検索するケースが多いと思いますが、目的によっては[数式]も便利です。例えば、「=」で数式が入力されているセルを検索したり、「VLOOKUP」でVLOOKUP関数が入力されているセルを検索したりできます。なお、置換では[数式]のみが選択できます。

 

2 空白セルにデータを一括入力
置換機能は通常、すでに入力されているデータを置き換えるときに使いますが、同じデータの一括入力にも応用できます。あらかじめセル範囲を選択しておけば、それ以外の範囲は対象にならないため、すばやく正確な入力が可能です。

データを入力したいセル範囲を選択しておき、[検索と置換]ダイアログボックスの[置換]タブを表示します。[検索する文字列]は空白、[置換後の文字列]に入力したい文字列を入力して[すべて置換]ボタンをクリックしましょう。

[検索する文字列]を空白にしているので、何も入力されていないセルを対象に文字列が入力されるわけです。何度もコピー&ペーストするより便利ですね。

[検索する文字列]に任意の文字列、[置換後の文字列]を空白にしておけば、特定の文字列をまとめて削除することもできます。もし間違って置換してしまっても、[Ctrl]+[Z]キーでまとめて元に戻せます。

なお、このときはオプションの[検索場所]で[シート]を指定してください。[ブック]にすると、ほかのワークシートの空白セルにもデータが入力されてしまいます。

3 セル内の改行をまとめて削除
[Alt]+[Enter]キーで入力したセル内の改行が、のちのち邪魔になることがあります。手作業で1つずつ削除するのはやめて、置換を使ってみてください。

[検索する文字列]をクリックして[Ctrl]+[J]キーを押します。見にくいですが、カンマのような記号(改行コード)が点滅します。[置換後の文字列]は空白です。

4 普通は見つからない「?」を検索
「?」で検索したら関係ないセルが見つかって困った......なんてことはありませんか? 「?」はワイルドカードとして扱われるので、そのまま検索文字として指定すると「任意の1文字を検索する」という意味になってしまいます。

[検索する文字列]に「?」と指定しました。「任意の1文字を検索する」意味になり、この例ではセル範囲内の「休」もヒットしています。

「?」自体を検索したいときは、[検索する文字列]に「~?」と入力するのが正解です。

「~」(チルダ)を前に付けることで、「?」はワイルドカードではなく文字として扱われます。「*」もワイルドカードですので、「*」自体を検索したいときは「~*」と指定しましょう。

 

5 データではなく書式を置換
最後に、書式を置換するテクニックを紹介します。検索や置換の条件に書式を指定できるほか、条件に一致するセルの書式をまとめて設定できる便利な機能です。

ここでは、先ほどの「?」をまとめて「夏休」に変換して、セルの文字色と背景色を設定してみます。

[検索する文字列]と[置換後の文字列]を指定しておきます。それぞれの右側にある[書式]ボタンをクリックして、書式を指定します。

[すべて置換]ボタンをクリックすれば、文字列の置換と同時に書式も設定されます。

以上、[検索と置換]ダイアログボックスの応用ワザ5選でした。知らない機能はありましたか? 難しい関数を使うよりも簡単に時短の効果があるので、ぜひ覚えてくださいね。

 

20 時短の基本、データ入力のショートカットキー
【エクセル時短】コピペすら省略可能! データ入力を爆速にするショートカットキー5選

Excelのデータ入力で、コピー&ペーストすら不要になる操作があることをご存じですか? 実務でぜひ使ってほしい、5つに厳選したデータ入力のためのショートカットキーを紹介します。

ショートカットキーの代表格といえば、[Ctrl]+[C]キー(コピー)と[Ctrl]+[V]キー(ペースト)ですよね。でも、この「コピペ」すら省略できるショートカットキーがあるとしたら...使ってみたくありませんか?

【エクセル時短】第20回では、データ入力時に効く厳選ショートカットキーを5つ紹介します。ショートカットキーに慣れている人も、そうでない人も、知っておくと得すること請け合いです!

[Ctrl]+方向キー / [Home] / [End]
アクティブセルを移動する

まずはセル移動のショートカットキーです。[Ctrl]+方向キー([↑]/[↓]/[→]/[←])で、表の上端(↑)、末尾(↓)、右端(→)、左端(←)にアクティブセルをすばやく移動できます。連続するデータの「端」までジャンプできるので、表以外でも利用する機会が多いと思います。

セルA1への移動は[Ctrl]+[Home]キーが便利。表の右下に移動したいなら、[Ctrl]+[End]キーです。

[Shift]キーと組み合わせればセル範囲の選択にも応用可能。アクティブセルから、上端、末尾、右端、左端、セルA1、表の右下までのセル範囲をまとめて選択できます。

なお、行選択の[Ctrl]+[Space]キーと、列選択の[Shift]+[Space]キーも覚えておくと便利です。

[Ctrl]+方向キーを押せば、アクティブセルを表の上端、末尾、右端、左端に移動できます。また、[Ctrl]+[Home]キーでセルA1へ、[Ctrl]+[End]キーで表の右下へ移動できます。

[Ctrl]+[D]
上のセルと同じデータを入力する

すぐ上のセルのデータをもう一度入力するなら[Ctrl]+[D]キーがおすすめ。コピペよりも確実に速く入力できます。

あらかじめ行を選択しておけば、上の行と同じデータをそのまま入力することも可能。同様のショートカット[Ctrl]+[R]キーなら、左側のセルと同じデータを入力できます。

[Ctrl]+[D]キーを押せば、すぐ上のデータをもう一度入力できます。ここでは1行選択してから[Ctrl]+[D]キーを押して、すぐ上の行の内容をコピーしています。

[Alt]+[↓]
入力済みのデータをリストから選択する

「この値はさっき入力したな」と思って上にスクロールし、コピーして下に戻ってペーストしていませんか? 目的の値を探して行ったり来たりしていると、意外と時間がかかってしまいます。

同じ列に含まれるデータであれば、[Alt]+[↓]キーを押してリスト表示が便利です。データを再利用できるだけでなく、データの入力間違えを防ぐメリットもあります。

[Alt]+[↓]キーを押すと、同じ列のデータがリスト表示されます。そのまま[↓]キーで選択し、[Enter]キーで入力を確定しましょう。

[Ctrl]+[Enter]
複数のセルにデータを入力する

複数のセルに同じデータを入力するなら、[Ctrl]+[Enter]キーを覚えておきましょう。データを入力したいセル範囲を選択し、1つのセルで入力を確定するときに[Ctrl]+[Enter]キーを押すと、ほかのセルにも一気に入力できます。

セル範囲を選択してデータを入力しました。ここで[Enter]キーではなく、[Ctrl]+[Enter]キーを押すと......

選択していた複数のセルにまとめてデータを入力できます。

このテクニックは、連続していないセル範囲でも使えます。[Ctrl]キーを押しながらセルをクリックし、飛び飛びのセル範囲に同じデータを入力してみましょう。入力済みのセルをまとめて修正したいときにも有用です。

[Ctrl]キーを押しながらセルをクリックすると、連続しないセル範囲を選択できます。この状態でデータを入力して[Ctrl]+[Enter]キーで確定します。

[Ctrl]+[;] / [:]
現在の日付を入力する / 現在の時刻を入力する

最後に、入力補助のショートカットキーをご紹介。[Ctrl]+[;]キーで現在の日付、[Ctrl]+[:]キーで現在の時刻を入力できます。地味なショートカットですが、すばやく正確に日時を入力できるのは便利です。TODAY関数やNOW関数とは違い、ファイルを開き直しても再計算されません。

日付や時刻を全角で入力してしまい、いざ日時の計算をしようとしたらエラーになってしまった、ということもあります。また、連続した日付を入力したいときにも、今日の日付を入力してから修正したほうが時短できます。

このショートカットキーはコメントでも使えるので、コメント入力時のタイムスタンプとして使うのも便利ですね。

[Ctrl]+[;]キーを押した瞬間、現在の日付を入力できます。[Enter]キーを押して確定すると......

セルの表示形式にあわせた形になります。[Ctrl]+[:]キーなら現在の時刻です。

以上のショートカットキーを覚えて、アクティブセルの移動やデータの入力の時間を省略すれば、作業効率を確実にアップできるはずです。ふだんの業務にぜひ取り入れてみてください。