〈2023年〉
2016年に卵巣がんステージIVbの診断を受けてから、
最も体調が良く、元気に過ごせた1年だった。
2022年には何度も繰り返されていた原因不明の発熱(毎回39℃を超えていた)は4月末を最後に治り、その後は体調を崩すことはなくなった。
(この発熱に関しては後述。)
健康体ではないけど、元気。
それが今の私の状態。
持病は・・・
●卵巣がん
寛解の状態。
2020年9月30日を持って再発防止のリムパーザの服用を自主的に止めて以来、治療は全く行っていない。
2023年10月まで、毎月の血液検査(腫瘍マーカー)と3ヶ月毎の造影CT検査のため東海大学病院に通院。
血液検査を毎月にしていたのは、再発した時にすぐに対処できるよう私の希望で。
11月以降、血液検査は地元のクリニックで2ヶ月毎に行い、画像検査のみ6ヶ月毎に東海大学病院で行うことに変更。
●リンパ浮腫
弾性ストッキングを着用しての治療中。
治療と言っても治ることはなく、悪化させないことが目的。
その目的は果たせている。
3ヶ月1回、東名厚木病院でケアを受けている。
●糖尿病
投薬での治療。現状維持。
月に一度、小田原のかみじま内科クリニックに通院。
ここで卵巣がんの腫瘍マーカーも調べられると判ったことから、東海大学病院での血液検査は止めた。
●緑内障
投薬での治療。
基本的に月に一度、小田原の山本眼科クリニックに通院。
〈2022年〉
●深部静脈血栓症
3月、リンパ浮腫を患っている右足ではない左足が急に異常の浮腫んだことから病院へ。
足の付け根近くに血栓が見つり、投薬での治療。
この時の血液検査で糖尿病であることが発覚。
●腸閉塞
GW期間中の5月6日に発症。
手術はせずに済んだものの、鼻から腸へイレウス管を挿入する処置に手間取り、1時間ほど地獄の苦しみだった。
そこから3日間は2~3時間おに突然吐き気に襲われ、嘔吐を繰り返す。ただ、絶食絶飲しているため吐けるものは胃液しかなかった。
それが突然4日目には治り、午後にはイレウス管も外すことができた。
そして5日目に退院。
こんなに早く良くなるとは!
先生や看護師さんにも驚かれる回復の速さだった。
●高熱
夏頃から頻繁に高熱を出すようになった。
寒気がしてきたと思うと急激に39℃を超えるまで熱が上がる。
コロナ禍だったので最初の数回はコロナの検査をしたけれどそうではなく、リンパ浮腫の足が赤く腫れる症状もあったので、リンパ浮腫の合併症である蜂窩織炎の疑いもあったがそれも違った。
毎回解熱剤を飲んで1日寝ていれば治る。
熱が上がっている時に猛烈に寒気がすることが辛いだけで、上がり切ってしまえばどうということはない。
私は熱には強いようで、39℃を超える熱があっても食欲は落ちないし、自分で運転して病院にも行っていた。(お一人様なのでそうするしかない。)
発熱から3日目には完全に回復し、出勤もできる状態になっていた。4回解熱剤を飲んで寝いれば治るので、4回目頃頃からは病院に行くこともしなくなった。
それが2022年夏頃から2023年春まで十数回。
検査もしたが、結局原因は解らず仕舞いだった。
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腸閉塞の処置が何より辛かった。
その身体的苦痛は卵巣がんの摘出手術直後を上回るほど。
もう二度と味わいたく無い。
それを防ぐためには食事制限があるのだけど、制限していたのは最初の内だけ。
何でも食べる。よく噛んで。
そして、便秘をしないよう酸化マグネシウムと漢方の大建中湯を服用。