何かを調べているうちに

【ナイフで切ったように、夏が終わる。】

というコピーにたどり着いた。

長沢岳夫という人の、有名な作品らしい


1981年のパルコのコピーだっていうから

当時私は小学生で

まだ1人で電車にも乗らず

自由にお金も使えず

なんていうか、デビューしてない頃だったから

ああ、あれね、はいはい

っていう感慨はないんだけど

あったよね、こういう感覚。

こういうパルコ。

こういうCM。街。


昭和っていうとみんな、

レトロとか思いやりみたいにいうけど

私はこういう

捨ててやるんだ、得てやるんだ

みたいなトンがった昭和なら好き。


当時は夏はスパッと終わった。

ある日突然秋がくる。

風が変わるか変わらないか、という頃

商業施設が突然秋になるのだ、

何もかも。

昨日までウザいくらいにやってた

素麺やカルピスのCMも

シチューに代わってさ。


今じゃ夏自体、ナイフで切ったようには

終わらない。

いつまでもいつまでも暑いし

春なのに真夏になったり

また冬に戻ったりする気候。


桜くらいじゃない?

あの満開が嘘みたいに

気がつけば緑が萌えているような変化って

でも、桜じゃナイフで切ったように

っていう表現は縁遠いしね。


私、今どきの刺さる言葉

みたいのがわかんないんだよね。

まるっきりグッとこないのあるじゃん


今って、コピーライターっていう職業

あるの?

誰でも自由に発信できる

突然無名から有名になれるこの時代に

もうないよね?


スイカシェイクっていうのがマックにあって

1984年だったかな?85年だったかな?

夏期講習の帰り、私はそれを友達と飲んだ。

We are the wouldがあって

ゴッホのひまわりがとか言って

気がつけば大人になって

工藤静香が秋の口紅のポスターにいた。

その頃はもう平成か。




さて、

職場の指導係、親会社の千本だが

最近は私に手を焼いている

手を焼いているのは元々だが

その方向性が180度変わった。


「よーし、ここまででなんか

わかんないことある?

2つだけ答えてやるから質問していいぞ」


「はい、ではまず1つ目言います

質問に10回答えてほしい

それが最初のお願いです」


と私が答えると

ほほぅというように千本の目が輝き

私がペースを握れるが

そもそも【質問】と言われて

【お願い】を言うところがズレているのに

なぜ気が付かない?


「みゆきさんならこのくらい

すぐできるよな?さすがみゆきさん」

というのには

「ありがとうございます、イヤミさん」

と返す。

千本はお客さんみたいだ。

店をやってた頃は、こういう会話が

日常だった。


私の指導係の女の子、完璧ちゃんは

おそらく千本の彼女だ。

なんの根拠もないけど

私にはピンときた。

だからそれを念頭に置いている、いつも。



仕事上、嫌な思いはしなくなったが

やっぱり小さい営業所ゆえ

ときめきがない。

前にいた大きな営業所のシステムを

あれ、かっこよくないですか?

もう、私あの瞬間が大好きでぇー

と千本に語ったが

全く理解してもらえなかった。

小さい営業所バッシングだと思われると

嫌だからもう語るのはやめよう



母の日にお義母さんにお小遣いを

渡したいと思っている。

毎年花を贈っていたけど

今のお義母さんにはお金が一番

喜ばれると思ったから。

夫もこの意見には賛成で、 

(水)に、義母は友達と出かけるから

その前にしてあげれば?

と言う。

なるほど!!と同意しかけたのに

そうだった、

りそな銀行は今、メンテナンスだかなんかで

下ろせない。


明日なら下ろせるんだけど

明日は終日手数料がかかるんだって


りそなって、三井住友銀行に比べると

色々不遜だよね

そもそもなんで私、給料の振込先を

りそなに設定したんだろ?




(日)(月)が休みの私

GWだからというわけじゃなく 

今日明日休みだが

今日は夫は出勤である。

早朝勤務は休みだから

朝、迎えに来てもらった。

だけど夜はいないし、明日も出勤


うーむ

つまんないけど

私は明日、スネコス注射に行く

それは本当に楽しみ

【針を刺したことで、少し巻き戻す。】


え?これ?

コピーのつもりですけど?