最後の運動会 | Absolutely香港

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アラフィフ女子、香港生活のつぶやき :)

この間「はじめての」をしたばかりかと思ったら、

もう「最後の」。

ムスコの小学校最後のスポーツデー。




月末に開催される香港ラグビーセブンスでも

ミニラグビーで出場できる最後の年。

もちろんプロの選手になったら別ですけどね。


ムスコの学年には幼稚園から一緒のダウン症の男の子がいます。

すっごく愛嬌があって、学校でも人気者。

6年生の男の子の競技のひとつに800メートル走がありました。

彼は他の子たちよりも一周遅れ。

でもどんなにゆっくりでも、一生懸命ゴールに向かって走っていました。

その姿を見た他の児童は彼のところに行って一緒に走り、

全員でゴールにたどり着きました。


見ていた大人は誰もが目頭が熱くなり、

あらためてこんなにココロの優しいお友達がいる学校に

6年間通えたことを感謝したのでした。


学校にはほぼ各学年にいろんな障害を持つ児童が通っていますが、

みんなそれは「個性」だと受け入れ、

ふつうの学校生活を送っています。

大事なことは何ができるかではなく、

何かをがんばっている姿だということを

子どもたちは無意識のうちに理解しているようです。