この間「はじめての」をしたばかりかと思ったら、
もう「最後の」。
ムスコの小学校最後のスポーツデー。
月末に開催される香港ラグビーセブンスでも
ミニラグビーで出場できる最後の年。
もちろんプロの選手になったら別ですけどね。
ムスコの学年には幼稚園から一緒のダウン症の男の子がいます。
すっごく愛嬌があって、学校でも人気者。
6年生の男の子の競技のひとつに800メートル走がありました。
彼は他の子たちよりも一周遅れ。
でもどんなにゆっくりでも、一生懸命ゴールに向かって走っていました。
その姿を見た他の児童は彼のところに行って一緒に走り、
全員でゴールにたどり着きました。
見ていた大人は誰もが目頭が熱くなり、
あらためてこんなにココロの優しいお友達がいる学校に
6年間通えたことを感謝したのでした。
学校にはほぼ各学年にいろんな障害を持つ児童が通っていますが、
みんなそれは「個性」だと受け入れ、
ふつうの学校生活を送っています。
大事なことは何ができるかではなく、
何かをがんばっている姿だということを
子どもたちは無意識のうちに理解しているようです。