モラな人って、損得勘定で物事を考えてますよね。


自分にとってこの人と付き合うのは得か損か。


この仕事をやるのは得が損か。など。


モラは得か損かでしか物事を捉えられない人ですよね。


モラ夫は、妻より立場が上だということが、おそらく得だと思って、妻にモラハラし、妻を支配していきます。


毒親も、子供より立場が上だということが子育てするのに得だと思うから、子供を支配してコントロールしていきます。


モラは、妻や子供、または会社の同僚に対して支配やコントロールをすることで、人生を楽に生きられると思っているのです。その方が自分にとって得だと考えているのです。


実際、毒親などは、毒親でない人に比べてずいぶんと楽な子育てをしています。子育てというのは本当に子供と向き合って子育てすると、かなりエネルギーが必要で、時にはしんどいものです。


モラ夫も、妻と本当に向き合い、対等にやっていけば、妻の意見も聞かねばならず、エネルギーが必要になります。


モラ達は、そのエネルギーを損だと思っちゃうわけです。


モラの頭の中は、他人からの評価が得られない、エネルギーのいる仕事は損で、楽になるほど🉐という考えになっちゃっているわけです。


でも、どうでしょうか。


毒親は、子供が大人になると、子供から敬遠されたり、絶縁されたりして、子供と仲良くしている親に比べると、寂しい老後になってしまいます。


モラ夫も、妻から離縁されたり、別居になったり、家庭内別居になったり、妻から見離されて寂しい老後だったりします。


一見仲良さそうな親子や夫婦でも、モラ夫は妻から呆れられて全く尊敬されていなかったり、子供から全く尊敬されない親になっていたりするのです。


モラは、実は、子供や妻といった、本来一番の味方であり、一番信頼できる人を敵にまわしてしまっているのです。


モラは、得な方をとったつもりが、まさかの大損をしているのです。


モラというのは、目先の🉐に惑わされて、実はかなり損な人生を送っている人達なのですね。


このことにモラは気づきません。


実は、モラは損得勘定しているつもりで、何が得で何が損なのかすら分かっていない、かわいそうな人達なんです。


若い時は、モラはわりと生き生きと生きています。


他人から羨ましがられることも多いです。


でも、大抵、モラの人生は歳とともにだんだん落ちていきます。


気がついたら、すごく孤独になってしまってた。

そういう人生になりがちなモラなのでした。