こんにちは
実は・・・昨日とっても嬉しいことが
あったんです
というのは
娘が摂食障害で大変だった時に
SNSでつながって以来連絡を取ったり
実際に一緒に遊びに行ったりしている
娘の友達が
昨日娘にサプライズでバースデーケーキを
持ってきてくれたんです
家だって全然近くなくて何なら県外なのに
お母さんと一緒に車ではるばる来てくれた
むちゃくちゃクオリティが高くて
手間暇かかったケーキなのは見てすぐに
わかりました
朝から
何なら昨日から準備して作ってくれたと思うと
ジーンときちゃいますよね
そして食べたらまたこれが美味しくて
ヴィーガンケーキって物足りない味がする時も
ありますが、ヴィーガンだってわからない
くらいしっかりとした味でびっくりでした
SNSで出会った二人、
ここまでしてもらえる程に関係性が
できていることが私としてはとても嬉しかったです
かつて娘が入院していた時、
病院の先生からは食べ物・体重・カロリー等
に関する情報を全て遠ざけた方がいいと
言われたことがあります。
なので本や雑誌、TVもそうですが、
携帯も使わせないようにするべきだと
言われましたが、強制ではなかったので
天邪鬼な私はそのまま使わせていました笑
(病院によっては入院時から没収される所も
ありますよね)
確かに携帯を使っていると
ネットやLINE、インスタ・YouTube等々
これでもかっていうくらい沢山の情報が
嫌でも入ってきてしまいます。
摂食障害の子は特に、
痩せるための情報を得たり
カロリーを調べたり、
細い子たちの写真を見たり
自分の痩せを継続させるための情報を
いろんな所から得ています。
だから、治療をしていくとなると
そう言った情報は悪影響なので
そこから遠ざける必要があると言われるのは
理解できます。
でも、無理矢理そこから離したって余計に
気になってしまうのは想像がつくし、
ただ食べるしかない入院生活は
地獄でしかないと思ったので、
逆に私は娘を信じて
ストレス発散の意味もあって与えていました。
ただ、
やはり拒食脳に犯されている度合いが強いと
誰かのSNSの投稿から
自分の食べている量と治療の仕方を比べて
「なんで同じ体重で私はこんなに食べてるのに
この子は少なくていいの?」
とか
「食べてる量は同じなのに
どうして私は動いちゃいけないの?おかしい!」
というような質問をしてくるので
そこに娘が納得いくように答えるのが
とても大変でした。
ですがSNSって悪いことばかりではなく
良い面もあって
必死に治したくて頑張っている子達の投稿から
良い影響を受けることもできます
当時娘はネガティブな発信をしている子達は
フォローせず、前向きに頑張っている子達
のみと繋がっていました。
なのでその繋がりから互いに励まし合い
相談し合って摂食障害と向き合ってきたので
出会った子達も、
それぞれ前を向いてやりたい事を楽しんでいます
だから、過去に携帯を取り上げたり
インスタ禁止!ってしなかった事は
私たち親子にとっては正解でした
本当に治したいと本人が思えても、
やっぱり途中で迷いも恐怖もでてくるのは
当たり前。
そんな時、同じ状況の子がいてくれると
自分一人じゃないんんだって思えるし
誰かが頑張ってる姿を見ると勇気も出てくる
だから
情報を何でもかんでも排除するっていうのは
違うよなって私は思います
摂食障害の度合いや
その子の在りたい姿の方向性にもよりますが、
一つの情報から何を得るかは人それぞれ
外に出れない、
人と接することが難しいからこそ
SNSを使った友達作りで救われることもある
摂食障害だから全てダメ!ってするよりは
状況・状態を見て判断する方が
信頼関係が(特に親と)失われずに済みますよね
そして
どんな子と繋がっているかが心配であれば、
その子達を紹介してもらったり
その子達の事を話してもらえるような
親子の関係性作りをしていく方が大切だと思います。
きちんとした関係性ができていれば
何かの投稿を見て惑わされた時でも
相談してくれるはずだし、
何も言わなくても
あれ?おかしいなと察することができます。
今回のサプライズケーキから
沢山の愛情を感じて
SNSの凄さを改めて感じました
自分の心配や不安から逃れるために
子供の行動を制限したくなるのであれば
一度本当にそれが一番大事?
って感じてみてください
本当にすべきことは他にある
親は常に試されています
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
また明日
miyuki